2017年12月01日

オムライスの日

 今日は天気が悪い。鎌倉では紅葉のシーズンだが、この暗い空の下では写真を撮る気はしない、寒いし。だから昼メシはオムライスを作ることにした。何の脈絡もないが、食べてみたかっただけだ。ときどき挑戦しているのだが、なかなかうまくできない。You Tubeなどを参考に「練習」はしてきた。結論としてはフライパンの直径が22センチメートルのものがいいとわかった。大きすぎても小さすぎても、ほどよくできない。
 具はウィンナーと玉ねぎを5ミリ角にみじん切りして塩・こしょうで炒める。レンジでチンした冷凍ご飯を投入し、適当なところでケチャップを混ぜる。先にケチャップを入れるといいとあるが、焦げ付くので止めた。ケチャップ・ライスができたら別の容器に移しておく。
 玉子3個をさい箸で腰がなくなるまで勢いよく混ぜる。サラダ油(バターはしつこい)を多めにフライパンに入れ、強火にする。箸の先で一の字を書き、溶き玉子がさっと固まる程度の温度がよい。一気に玉子を流し入れ、フライパンを前後にゆすりながら、さい箸で思いっきりかき混ぜる。このときフライパンの縁に付いた玉子を内側にかき落とし、縁がやや固まってきたところで火からおろす。当然、半熟状態だ。ここにケチャップ・ライスを柄と直角に横長に適量を置く。
 プロならここで華麗なフライパンさばきを見せる花舞台だが、そんなことは不可能である。毎日、100皿分ぐらい作ればできるかもしれない。だからフライ返しを使い、フライパンの柄側の玉子の端をめくり、ライスに掛ける。その状態で左手に皿を右手にフライパンを持ち、くるっと、皿に転がすように移動させる。多少不格好でもキッチンペーパーで覆って、成形し、「あのオムライス」の形にしてしまう。そして、リコピンたっぷりのケチャップをドボっとかければ、出来上がり。
 たまたま1日に作ったから、毎月1日はオムライスの日にしよう。調べたら、石川県の宝達志水町では毎月23日をオムライスの日にしているそうだ。町の出身でオムライスを考案した人の誕生日にちなむそうだ。妻はカロリーが高いからというので私の作るものは大概食べない。まだまだ発展途上のオムライスは私の胃袋にしか納まらない。(PowerShot G7X2)

今日は70点のできだろう
崩れないようにすれば100点に近くなる

「この色がいいね」と君が言ったから、いつも1日はオムライスの日
君は食べないけどね