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どうしても雪を頂いた富士山を撮りたかった。まだ、雪の量が少ないため、なんとなく「貧相」な富士に見える。七合目か六合目まですっかり白く覆われていないと「豪華さ」に欠ける。しかし、贅沢は言っていられない。すっきりとした富士山を撮影するには、当たり前だが富士山周辺と同時に撮影場所も快晴でなければならない。その確率というのはなかなか低いと経験的に感じる。
今日は定番の鎌倉稲村ヶ崎からの撮影を始めた。ネットのライブカメラで、富士も鎌倉も周辺に雲が全くないことを確認してから出発する。多くの場合、途中でどちらかに雲が出始めることになり、無駄骨に終わるときがある。午前中には決着させたい。いくら雲がなくても昼ごろになれば薄く霞がかかるようになり、クリアな青空や海を望むことができない。今日はその条件を満たしたが、雪のみがやや足りなかった。またの機会を狙うのも楽しみのひとつだ。(EOS
5D3) |
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鎌倉稲村ヶ崎公園展望台から
宝永噴火口付近がくぼんで雪が見えないのがわかる |

例によって定番のショットだ
真白き富士の根の慰霊碑と富士・江ノ島を望む |

稲村ヶ崎公園展望台、松とともに |

広重の浮世絵のひとつにありそうなカットでも |

山茶花が手前に咲いていた
パンフォーカスでは撮れなかった |

展望台から南東の海を眺める |

ここは鎌倉でも東に位置する材木座
海に近い光明寺の展望台から富士を望む
手前の木々がすっかり落葉していないのが残念である |

本堂を入れてみた |

本堂脇にはまだ残った紅葉があった |

寺の裏にある石仏群 |

光明寺の山門、鎌倉で最も大きい
春は桜の名所だ |

材木座海岸に出てみる
この付近で犬を散歩させている人が少しうらやましい |

和賀江島付近でウィンドサーフィンをする人たち
向こうには逗子マリーナが見える |

国道134号の下をくぐる
何となく自転車と海がしっくりきた
富士の嶺 雪ありてこそ 冬なりし |
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