2018年03月02日

西洋館・ひな祭り装飾

 たびたびの横浜・山手西洋館訪問となった。今回は、ひな祭りの装飾である。昨年もちょっとだけ訪ねたが、今回はあちこちの西洋館を歩いてみた。日本の伝統的な雛人形や道具と新しい素材を交えての豊かでバリエーションある表現はなかなか楽しいものだ。そうしたものをクラシックな西洋館にレイアウトするのが横浜らしく洒落ていていい。
 ようやく厳しい寒さも遠のきつつあり、日も伸びてきて春に近づいている実感がある。北海道ではまだ猛吹雪でそれどころではない危険な状況だが、いつか来る春を期待したいもの。平昌五輪では、最後まで政治利用されて、今後、北朝鮮や韓国はどうなっていくことやら。日本では銅メダルを取ったカーリング娘たちが一躍人気急上昇中だ。世のテレビや新聞など企業は主に男どもが作っているため、ビジュアル的に可愛いとかきれいだと一気に持ち上げる。そして、賞味期限が切れたり、不祥事があれば、一斉に叩き、使い捨てる。彼女らにはそんなマスコミや企業の犠牲にならずに、純粋にスポーツの世界で着実に実力と裾野を広げていってほしいものだ。
 裁量労働制のデータ問題で関連法案から全面削除する羽目となった窮地の安倍政権は、五輪連続フィギュア金メダルの羽生結弦選手へ、タイミングよく国民栄誉賞を贈ることとした。何もかもビジネスや政治利用につなげる連中の心根の貧しさが伝わってくる一連のできごとだ。いろいろな雑念を取っ払った純粋な気持ちでスポーツや芸術の鑑賞をしていたいと思う今日この頃だ。(EOS 5D3)

一寸法師ならぬ、一寸雛人形(ベーリックホール)

まずは、港の見える丘公園に行ってみた
空が澄んで、一筋の雲が龍の如く天翔ける

公園の屋根のデザインはすっきりと美しい

イギリス館
サンルームに置かれた雛人形と道具

イギリス館
市松人形が可愛くもあり不気味でもあり

イギリス館
ベッドルームが和洋折衷となった

イギリス館
和の小物は繊細で楽しい

イギリス館
ちょっと一献傾けて

イタリア山庭園より
すっかり葉を落とした木々の間に外交官の家が見える

ブラフ18番館
着物と桃の花をあしらったシンプルさがいい

ブラフ18番館
古い雛人形は荘厳さと怪奇的な雰囲気も醸し出す

ブラフ18番館
円卓にこうした配置もあり

ブラフ18番館
お重の中味は、布の花や鳥たち

ブラフ18番館
暖炉の前には子どもたちが遊んでいる?

カトリック山手教会の塔が修繕中だ

山手本通りの歩道にこんなものがあったことに気づく
コンクリート製の柱の基礎か?
「T.A.F.」の意味も不明

山手本通り、ある家の壁面

代官坂の床屋
ハサミのオブジェがおしゃれだ

元町のスタージュエリー
ちょっと欧米か!?

元町のパン屋
創業して130年ということになる

元町パセオ
気取らずに花を売っているのがいい

元町パセオの近く
こういう雰囲気が合っている

貝殻坂を昇って振り返ると枝の向こうにランドマークタワーが見えた

元町公園の花壇の縁に水筒がいっぱい並んだ
外国人の子どもたちが遠足に来て、周辺で遊んでいるのだった

エリスマン邸
ピアノの上にロウソクとともに梅が枝を添えてあった

エリスマン邸
テーブルにちょっとしたアクセント

エリスマン邸2階から「えの木てい」を望む

ベーリックホール
一寸雛たちが鏡の川を流れていく

ひな飾り 山手の家に 春は来ぬ