2018年04月13日

新緑の日向薬師

 久しぶりの伊勢原市日向薬師の訪問だ。通院のついでに訪ねていたのだが、診察時間が午後に変更され、帰りが夕方となるため、それまで午後早くに行くことができたが、それがかなわなくなった。私の持病、慢性関節リウマチとも長い付き合いとなったが、このところ落ち着いてきて、2ケ月ごとだった通院が、3ケ月となり、日向薬師とも疎遠になっていたのだ。週末は天候が荒れるとの予報で、何とか晴れ間のある今日のうち、行ってみたかった。
 一昨年の11月に平成の大改修を終えた本堂も少しは周囲に馴染んできた感がある。新緑の山の中にあって茅葺きの大屋根が色を濃くし、新しさの中にも落ち着きを感じられる。やはり、寺社というのは緑あふれる山中にあるのが似合うようだ。大都会のビルといっしょのコンクリート製の寺社も時代の流れの中では仕方がないが、緑なす山々に囲まれた寺などがしっくりくる。だから、ときどきこうして訪れたくなるのが日向薬師なのだ。(EOS 5D3)

新緑に囲まれた日向薬師本堂

黒と朱塗りのコントラストが印象的だ

石材店の車が境内に入っていた
まだ修復や手入れの続きがあるのだろう

鐘堂の両脇には樹齢800年の「幡かけ杉」が聳えている

麓の山村地域は若い緑であふれている

農道も新緑の中にある

緑なす 日向の山に ひとり居り