2019年11月30日

稲村ヶ崎から二階堂へ

 晴天が予想された今朝、富士山の様子を鎌倉方面からのライブカメラで確認し、電車で向かうことにした。晴れの土曜日で混雑は覚悟のうえだ。ほどよく積雪した富士山は、稲村ヶ崎から見るに限る、と思っている。キヤノンからソニーに切り替えてのまとなも撮影は今回がデビューみたいなものだ。まだまだ躊躇なく使えるには至っていないが、2本のレンズを交換しながら撮影することにした。
 富士山はほぼ完璧な状態で見ることができたといっていい。雪、空気の透明感、日差しいずれも申し分ない。何度も撮影している稲村ヶ崎からの定番の富士だが、やはり素晴らしい。今日はこの富士山が撮れたから目的の8割は達成したようなものだ。次の目的地は、鎌倉の二階堂にある覚園寺だ。高校時代から行こうと思っていたが、自由に散策できず、見学時間が制限されているうえ、撮影禁止とあって、写真をやるものには遠い存在だった。しかし、紅葉が進んでいると聞き及び、初めて行ってみることにした。二階堂らしい古くからの住宅街の奥にふつうにあった。見学する範囲は撮影禁止だが、本堂前の庭は撮影は可能だったことで、ここだけで充分だと思い撮影したのだ。次の機会に50分の説明を聞きながらの見学は譲りたい。
 帰りに乗るバス停は、大塔宮(鎌倉宮)だったので、鎌倉宮にも少し寄ってみた。今回、まだ紅葉の最高潮のシーズンには少し早かったようだが、好天にも恵まれ、富士山、紅葉を愛でることができた。また、新しいカメラにまともに触れ、久々に撮影で満足できるひとときを過ごせたのが幸いだった。(SONY a7R3)

稲村ヶ崎から雄大で美しい富士を見る

4240万画素のカメラでズームの300mmで撮ったピクセル等倍切り出し
シャープを掛けてもここまでだ
レンズの解像度には限界があるものだ

それより、この江ノ島に富士が似合う安心感の風景が好きだ

稲村ヶ崎公園の展望台からの松がらみの風景も「絵葉書」的だがお気に入りだ

江ノ電とバスを乗り継いて、二階堂の覚園寺に至る

前庭のひと際赤いのは、ドウダンツツジだろう

かなり紅葉してきている

本堂前のカエデ類

正午の光を浴びて葉が輝いている

本堂前の天水鉢に映った紅葉に魅せられる

鉢の底に沈んだもみじを撮ってみた

この紅葉が反映しているのだ

本堂下にも石鉢があり、紅葉を映していた

日陰のサザンカが儚げでいい

覚園寺に至る途中の道は狭く、古い屋敷も多い

天園ハイキングコースの片方の入口、庚申塔がある

道すがらちょっと面白いつくりの家を見かけた

鎌倉宮まで戻った

社務所に掛かるモミジはまだまだ紅葉は始まったばかり

社務所前の庭はかなり紅葉していた

立派な枝ぶりがいい

紅葉の進んでいるのはイロハモミジとは別の種類のカエデのようだ

移動に時間がかかったため、今日はこれにて終了
江ノ電藤沢駅まで戻った

いち富士の 次はもみじの 冬はじめ