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一条恵観山荘だ 後陽成天皇の第九皇子、一条昭良(1605-1672)が出家して恵観と名乗った 約370年前に京都西賀茂に建てられた |
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行きは、江ノ電で先頭車両の運転手間近の席に座れた 極楽寺のトンネルに入る |
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午前10時の開門と同時に入った 10名ほどがすでに並んでいた 受付前の紅葉も美しい、入園料500円 |
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付属施設の中庭も紅葉がいい感じだ | ||||||
塀の向こうは通常の民家である | ||||||
施設には「山荘茶寮」という茶室があり、ときどき庭を見ながらの茶会がある | ||||||
茶室の脇にある手水鉢だ モミジを集めたグラデーションのアレンジがおしゃれだ |
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茶室の続きに喫茶「かふぇ楊梅(やまもも)亭」があり、紅葉や滑川を眺めていただける | ||||||
山荘付近に戻る ときどき内部を案内しているが、行きそびれた(有料) |
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野点傘にモミジの落ち葉が・・・ 形が今ひとつだった |
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黄色のモミジも明るく楽しげだ | ||||||
古い日本建築に紅葉したモミジはよく似合う | ||||||
竹林もあり、庭園のバランスをよく考えてある | ||||||
こういうのが好きだ 古瓦を埋めてある |
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残った枝に少しある紅葉もいい | ||||||
傷み始めているが、午前の光を浴びて輝く | ||||||
ここも輝いている | ||||||
逆光で敢えて撮る | ||||||
庭にも手水鉢「流れつくばい」があり、モミジをグラデーション配置している カニは何かのしるしなのか、不明だ |
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このレイアウト、色彩が抜群だ | ||||||
手水鉢のすぐ近くに茶席でもある四阿(あずまや)がある | ||||||
紅葉した木々に囲まれた四阿で一服いただきたいものだ | ||||||
落ち葉がそのままなのがいい | ||||||
苔と紅葉した落ち葉はよく似合う | ||||||
石灯籠や石仏が自然に配置されて、嫌味がない | ||||||
すべてが作りものだが、背後の崖は、鎌倉特有の砂岩だ | ||||||
この流れは国道134号線の滑川交差点までいく滑川だ | ||||||
砂岩をゆっくりとした流れが削っていく様が滑るような川なのだろう | ||||||
さて、一条恵観山荘を出て次に向かう この滑川両岸のモミジも紅葉が進んでいる |
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近くの竹の寺で有名な報国寺へ行った | ||||||
この竹林、何だか変だ | ||||||
無数の黒い紐が張り巡らされている 先の台風の被害によって、現在は復旧工事中なのだそうだ |
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低い位置で見ればわからないが、景観が変わってしまった こうした「稼ぎ頭」を維持するのも大変なことだ |
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「休耕庵」は、抹茶を楽しむ女性でいっぱいだ | ||||||
竹林の手前に箱庭のような所にモミジの植込みがある | ||||||
鐘楼の鐘越しに紅葉を見る | ||||||
ついでに、この角度からも | ||||||
サザンカの花がひときわ目に付いた | ||||||
違う赤の色彩の競演がこの季節らしい | ||||||
報国寺を離れ、すぐ近くの旧華頂宮邸に行ったが休館日だった 門扉のすき間から撮ってみた |
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門の前にはすでにイチョウが散っていた | ||||||
この地域は、浄明寺だが、地名の範囲がかつては寺域だった 狭くなっても名前は浄妙寺がオリジナルだろう |
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脇の道から向かうと赤く燃える | ||||||
本堂通路付近が工事中だ 他でも見かけたが、やはり、台風の影響か、工事中の寺社が目立つ |
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本堂脇から裏手に登る道は、墓地と洋食レストランに通じる | ||||||
浄明寺境内には、喜泉庵というお茶と和菓子がいただける場所がある | ||||||
枯山水の庭に手水鉢がある | ||||||
これで本日の鎌倉巡りも終了とする | ||||||
途中、江ノ電の腰越駅から少し歩いてみた 江ノ電に乗って江ノ電を撮らずにはいられない |
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再び、江ノ電の江ノ島駅から乗車し帰路に就いた 人気者のスズメたちも冬のクリスマス装いだ 鎌倉の 庭愛でめぐる 冬の空 |
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