2019年12月11日

山手西洋館の紅葉

 横浜山手界隈も晩秋となり、紅葉が終わりを迎えている。12月になると山手西洋館各館では、例年クリスマス装飾が華やかに行われ、訪問者の目を楽しませてくれる。たびたび訪問していると、慣れもあり、自分のセンスに合うものと、そうでもないものとがあり、撮影上は葛藤するのだ。今回は撮影はしたが、掲載しなかったものが多い。というよりも、この横浜山手の街の雰囲気と紅葉が相俟って、街風景を主体にチョイスした結果になった。写真をやるのは、撮影も楽しいが、こうして写真を選び、この日の「テーマ」を決めて、全体の構成を考える時間が至福のときかもしれない。記録写真を見るのではなく、フォト・ギャラリーを訪れている感覚で見ていただくよう努めたい。(SONY a7R3)

外交官の家を遠景に入れて紅葉を撮る
午前の陽が眩しい

外交官の家の庭にはまだバラが残っていた

外交官の家は、アメリカのクリスマスだ

アメリカらしいお菓子と缶詰の山だ

塔屋のサンルームは賑やかだ

ツリーもプレゼントも楽しげだ

2階の書斎は、ちょっとしっとりと・・・
松ぼっくりだけが、クリスマスらしい

紅葉の木の間に・・・

ブラフ18番館は、オーストリアのクリスマスだ
豪華なリースが目を見張る

窓辺のクリスマスの置物が雰囲気にマッチしている

窓の外は紅葉した桜の葉も残りわずかだ

24mmでは、納まらなかった

小さな細工物がよくできている

旧山手68番館に行ってみた
飛行機雲が印象的だった

入口にこんなお面が・・・

パプアニューギニアのクリスマスをイメージしたそうだ
南国らしい

そして、日本のテニス発祥の地だ
140年過ぎても、ここは裕福な人々が集う

カトリック山手教会のマリア像の近くにもモミジがあった

汐汲坂には、黄葉したイチョウが輝いていた

ダンスホールのクリフサイド脇の代官坂トンネル
一部に絡まった蔦が紅葉していた

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代官坂途中のこのお店も蔦の紅葉が見事だった
電線にまで絡まっているのが、電線とともに見苦しいが・・・

元町公園水泳事務所付近は桜の名所だ
落ち葉があちこちに・・・

山手80番館遺跡にも秋の終わりが訪れていた

ベーリック・ホールの入口から庭のベニシダレモミジを見る

ダイニング・ルームの装飾は銀と白だ
フランスのクリスマスだそうだ

グラス類の形と光沢が好きだ

台所のカランがクラシックでいい
上部の器は石けんかスポンジ置きか

あまり目立たない出窓の気遣いがうれしい

2階南東側の部屋の雰囲気がゆったりしていい

寝室から庭のモミジを見る

ホールのクリスマスツリーは控え目でちょうどいい

山手本通り越しに山手234番館を見る
まだ紅葉が残っていてよかった

やはりこの「自働電話」ボックスがないと画竜点睛を欠く
いいポイントを考えたものだ

234番館の2階から額縁でモミジを眺めるのがいい

台所の地味なクリスマス装飾がちょっといいのだ

別の部屋からモミジ越しに電話ボックスを眺める

横浜山手聖公会の近くにもモミジが映えていた

紅で染めし 山手の道に 冬来たり