2020年04月19日

ご近所花めぐり

 昨日土曜の雨のあとの晴れた日曜日である。当然、スーパーなどの売り場の午前中は、混雑が予想される。妻が様子を見に行ったが、案の定、混雑しており、すいていたコンビニで最低限必要なものだけを買ってきた。スーパーでは開店時間数を縮小しているがために、混雑の度合いが増えているのが、愚かな対策だ。私は、午後の比較的すいていそうな時間帯を人混みのしない方面へ散歩の時間に充ててみた。
 もう、日本の新型コロナウイルスに関する感染対策と経済対策はめちゃくちゃになっており、何をしたら正解なのか、日本政府は判断できない無能集団と化してしまった。ここに「日本は終わった」と宣言してもいいくらいだ。この体たらくで日本が他国よりも早くウイルスを排除し、経済をV字回復させたとしたら、奇跡としかいいようがない。
 ただ、最低でも7割、8割以上接触を減らし、感染拡大を遅らせようとする意味不明な「日本型対策」が功を奏するとは、到底考えられない。実際には5割しか減っていないようだ。ウイルスは、スピードが速く、人種も国籍も選ばない。すでに日本でも感染爆発して、医療崩壊は始まっており、医療現場には相変わらず、マスクも防護服も足りていない。「モノづくりニッポン」の実力とはこんな程度だったのか。使えない布マスクを2枚配るのが関の山なのか。30万円を必要な家庭に配るはずが、一律ひとり10万円になったりする。何のための変更なのか、その10万円支給の理念は何なのか。もう、終わりである。
 たとえば、「少なくとも8月末まで、または終息するまで、毎月、1人10万円ずつ配るから、サラリーマンも含め、外出は1日2時間、食品・生活用品の買い物のみにせよ!ウイルスを何が何でも封じ込める。その間に、治療薬を完成させる。だから、とにかく家にいろ!」ぐらいにやらないと感染拡大はずっと続き、自然淘汰され、免疫が付いた者だけしか半年後には生きてはいられない、そんな悪夢を想像する。
 閑話休題、午後の空は清く晴れていた。散歩する親子連れがそこかしこに見られるが、混雑しているわけではない。私が住む街には庭木を植えている家がかなりあり、季節の花をあちこちで咲かせているので、散歩すると目を楽しませてくれる。歩けば、もうすでに汗ばむような陽気になっている。新緑は早くも濃さを増しており、5月初めごろの陽気のようだ。
 ウイルスさえなければ、何でもない午後のひとときなのだが、常に怯えながら外出するのも心が参ってしまいそうだ。何とか、平常心を保ちたいものだ。そして、安寧な日々が戻ることを祈り続ける。(PowerShot G7X2)

宇都宮記念公園ではツツジが盛りだ

散歩途中の道から丹沢連峰の大山を見る

モッコウバラが真っ盛りのお宅があった

公園木道脇のカエデは、若葉が濃くなり始めていた

低木のサンショウの木がそこかしこにある
少し葉っぱを取ってこすると、いい香りがする

シャガもそろそろ見納めである

若葉の葉脈を撮ってみた
コンデジなので、ここまでのアップ

白い花の藤棚があった

上品に咲いている

ドウダンツツジの花も可愛くびっしりと咲いている

杉木立が少しある

元々別荘地だったこの地域の雰囲気を残している

ここにもツツジが咲きほころんでいる

キジバトがいたので、無理に撮ってみてトリミングした

八重桜も終わりのときを迎えている

八重のヤマブキがかなり咲き始めた

帰り道、赤いツツジもあった

この鉄塔が好きで、つい撮ってしまう

個人宅に大きなハナミズキの木が花を咲かせていた

藤色の藤はやはり美しい

クレマチスも咲いている

道端には、よく見かけるナガミヒナゲシが可愛い

晴れた日は 人混み避けて 息抜きし