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3日前に塩漬けした南高梅は、予定どおりの水は、まだ上がっていない。梅が梅酢ですっかり覆われるくらい上がるのを待つ。多分、あと1日だろう。梅雨入りしてから雨がやはり降っており、ときには止むが、しっかりと散歩する気分にもなれず、引きこもりがちだ。ぼちぼちと梅しごとを続けていく。
さて、東京ではまたもや夜の街から18人の新型コロナウイルスの感染者が確認され、その他含め47人と1ヶ月以上ぶりの多さだ。同じホストクラブ関係者の検査を実施した結果らしいが、その他も29人いるわけで、増えていることに間違いない。第2波となるか、瀬戸際かもしれない。緊急事態宣言の解除後も人々のやや抑制の効いた行動と店舗側のコロナ対策が何とか爆発的な感染には至ってはいないようだ。
しかし、19日以降休業要請を全面解除し、これから本格稼働する接待を伴う飲食店等及びライブハウスの営業再開に伴い、どれだけ感染者が広まっていくのか、その場合、再度の法的な緊急事態宣言を東京都に適用するのか、しないのか。するとしたら、どのタイミングで適用するか、また、宣言しないとしたら、なぜなのかが焦点になりそうだ。都知事選との絡みで、東京五輪の1年先送り決定前のコロナ対応と同じく、その判断がゆがめられないことを願う。
それと、国の持続化給付金の委託先の不透明さの問題だが、スピード感を持つため、民間に委託したとのことだが、これも完全に失敗だったようだ。国民1人10万円給付と同じ発想なのだから、事業収入が50%以上減少したとか、審査も添付書類も必要がなく、自己申告の単純な申請書まででいいだろう。確定申告している中小企業、個人事業主が対象なので、経産省と国税庁とが連携して、職員を動員するなりして、さっさと把握している口座へ振り込んでしまえばいいのだ。そうしたことを可能にする法律をあらかじめ作っておくのが国会の役割なのだ。
今後もさまざまな形で災害は襲ってくる。新たなる感染症を含め、地震、台風、火山噴火、隕石落下など自然災害と、原発など人工物の破壊に伴う災害も今後も起きる。災害時の復旧・復興は日本では毎年のことであり、そうしたシステムができていなかったこと自体が人的災害なのだ。不正があれば、あとできっちりと税金で納めてもらえればいい。スピード感を持つとは、災害が起こる事前の準備が8割だということなのだろう。(PowerShot G7X2) |
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