2020年06月26日

環水平アーク

 家に引きこもっているのも、たまにはいいことがあるものだ。今日の午前10時過ぎ、妻の「雲の色がおかしい」という声でベランダに出ると、雲の一部がオレンジ色っぽくなっていた。一応カメラに納めようと、持って来たときには、雲が虹の七色に輝いていた。シャッターを押すも、シャッターが切れず、パニックになってしまい、設定が昨日のままで、2秒タイマーにしてあったのを忘れていたのだ。たまたま1枚だけ、一番盛りのころの状態で残っていたのが幸いした。
 昼のニュースでもこの虹色の雲のことを取り上げていた。横浜や町田市でも観測されたようだが、ネットで確認したら、おそらく同一の雲を見ていたようだ。氷の粒で出来た薄い雲によって太陽光が屈折することで虹色に見える「環水平アーク」という現象の一種らしい。虹は何度か撮影できたことはあるが、このアークは初めての遭遇だ。自然現象というのは、やはり面白い。人の手では作れない壮大なアートだ。また、そんな自然現象に遭遇したいものだ。(SONY a7R3)

 東京は本日も54人の感染者が確認された。詳細は不明だが、若い人、水商売関係が多そうだ。小池都知事は「第2波ではない」と繰り返すが、どのレベルでもって第2波とするのか、政府は今何をしているのか見えてこない。いわゆる「専門家会議」は解散して、新たに組織をつくるというが、まだ、そんなことをやっているのか、と苛立ってくる。東京の感染者が毎日コンスタントに増加しているのに、もう、終わっているものとして、残務整理の如く、政府の動きは緩慢だ。
 アフターコロナ、ウィズコロナなどと言われるが、今後の日本の国づくりをどう考えているのか、そんな道筋を示す必要があるのに、小手先の対策に汲々とし、国民が将来を託せる日本の未来像が描けていない。軍事的な防衛力ばかりに着目している今の政権では、真に世界で生き残っていくことなど限りなく不可能に近い。国より地方、大国より小国の方が、はるか先を行っているように思われる。モノづくりニッポン、電子立国などと自負していた過去の日本は、もう存在しないのだ。日本は今回の失敗を生かすことができるか、答えはそう遠くないうちに明らかになるだろう。

空に虹色の雲が・・・
環水平アーク、という気象現象だ
どうやら、飛行機雲がこのように変化したらしい
通常はもっと長い弧の帯状になる

カメラの設定をやり直していたら、もう終わりかけていた

儚い

名残り

夕方には夕焼けがきれいに西の空を染めた

空見れば きっといいこと 見つかるよ