2020年07月14日

梅しごと半ば

 梅しごとは先月16日に、モミジソを投入して約1ヶ月が経過したので、別の容器に梅の「集団」の上下を入れ替える作業をした。やはり、底の方にある梅が染まり易く、上部にあるのは、染まりにくい。これでまた約1ヶ月、旧盆の前くらいまで漬け続けることになる。
 今年の梅雨は長く、豪雨を各地にもたらし、被害を拡大させ続けているのが、何とも腹立たしい。こちら神奈川では大きな被害はないようだが、野菜が値上がりしており、コロナの影響で一時閉鎖したスーパーもあり、最も近いスーパーが混んでしまい、コロナと豪雨が日常生活を狂わせている。
 そして、国民感情的にも日本政府が狂っているとしか思えないのは、Go Toキャンペーンの前倒しである。7月22日から受付開始するとのこと。関連業界からの強い要望があってのことで、経済を回すのが最優先であることを、この日本政府は決断し、新型コロナウイルスの感染症対策は付け足し程度のものとし、二度目の緊急事態宣言などさらさら考えていないということだ。
 世界では感染拡大がさらに続き、感染者数1300万人以上、死者数57万人以上という状況であり、東京は4日間連続200人を超える感染者が発生した。現在のところ、高齢者の感染者で重症化している人は少ないようだが、先行きは不透明としか言いようがない。日本政府が何の根拠を持って、自信たっぷりに「(キャンペーン延期のことは)全く考えていない。このコロナウイルスをゼロにすることはできないと思っている。感染防止策をしっかり講じながら、社会経済活動を段階的に引き上げていくことを両立していきたい」(13日菅官房長官)と述べているが、国民を納得させ、安心させる具体的で進展した感染症対策が示されていない。
 こんなことでは、首都圏で蔓延し始めた若いアホな無症状感染者が地方に旅行しまくり、ウイルスをばらまくのは必至だろう。そしたら、どうする?という対策がなく、受け入れ事業者へは「感染防止策をしっかりやれ!」、病院へは「金は出さないが、急ぎ受け入れ病床を増やせ!」というばかりでは、地方の観光地も医療従事者も困惑するばかりだろう。
 一事が万事、日本政府のやることは、国民感覚と乖離し、明確な医学的、科学的説明もなく、最悪の事態も想定していない、ダメ政府に成り下がっているようだ。Go Toキャンペーンを国民は拒否し、利用しないぐらいしか、対抗策はない。暗澹たる近未来の日本だけが待っている。(PowerShoto G7X2)

別の容器に移したところ
かなり染まっているのは、従前は底の方にあった梅たちだ

移している途中

ポリの手袋は必須アイテム

再び、重石をして1ヶ月待つ

梅しごと 第二波来ても 道半ば