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ふと、日めくりカレンダーを覗くと、記念日のところに、今日は「梅干の日」となっている。通常なら梅雨が明けて、梅干し日和の時期になっているから、ちょうどいいのかもしれない。ちょっとネットで調べると、和歌山県みなべ町の東農園が制定したもので、「梅干しを食べると難が去る」と言われ、7(難)が30(去る)とのことだ。長年、梅干しを自分で作ってきて初めて知った。
今日は、気がついた範囲では雨は降らず、そろそろ梅雨も明けそうだが、8月にずれ込みそうだ。また、近所への散歩である。今シーズン初めて、セミの鳴き声を聞いた。雨続きで羽化するタイミングを見計らっていたのだろう。生きとし生けるものたちは、この盛夏の中で命を謳歌してもらいたい。ただし、人間を除いては・・・。人間はなるべく家にいればよい。(SONY
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本日、日本の新型コロナウイルスの感染確定者は1300人余りで、2日連続で過去最多となる感染者数となった。第1波を超えた都道府県が続出だ。これまでゼロだった岩手県にも感染者2人が確認された。日本政府は、ずっと「注視している」ままだ。もはや、新たなる感染症対策は絶対にやらないと腹をくくったのだろう。多くが若者で無症状、軽症の感染者だから、放っておけばいいと決め込んだようだ。重症化して死ぬのは、高齢者だから、2025年問題を前にして、どんどん死ねばいい、と覚悟を決めたのだろう。
医療、介護、年金などの費用負担が減れば万々歳といったところだ。生き残った若者たちに未来を託すことにした、としか思えない。そのくらい現在の日本政府のコロナ対策は無策だ。とにかく経済を回して、それでダメになる者たちは切り捨てていく方針に舵を切ったのだ。今回の新型コロナウイルスは、未だに謎が多く、治療法も確定しておらず、万全の体制で対峙せねばならぬはずだ。
この大きな賭けは、結果オーライとなったとしても、絶対に許されない暴挙である。この感染症が世界で終息したとき、日本がどのような状況、立場に置かれているのか、想像するのも恐ろしい。政府の思うツボにならぬよう、私を含む今の高齢者は100歳以上まで生きてやろうではないか。 |
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