2020年11月20日

今日の朝焼け

 またぞろ自宅からの空だ。まだ眠いのに「焼けているよ」との妻の声に起こされ、半分寝ぼけたままに撮影した。一番いい時を逃したようだが、かなり残っていたので、よしとしよう。今朝はやけに暖かった。霜月というがそんな気配はない。散歩圏内では紅葉はまだであり、積極的にカメラを持って歩き回るのは億劫になってしまっている。
 さて、いよいよ日本でも新型コロナウイルスが爆発的感染状況になりつつある。東京始め、北海道、神奈川、大阪など多くの都道府県で過去最多の1日当たり感染者数を連日記録し、日本全体で1日2000人を超えてきた。それに伴って、重症者も増加傾向だ。それでも日本政府は、経済優先でGoToキャンペーンを中止することもなく、新たな感染対策もなく、今後の感染状況は「神のみぞ知る」(西村大臣)などと無責任極まりない。アルコール類を出す飲食業は、完璧な感染対策は不可能であり、大幅な改修やサービス転換ができない小規模店舗は残念ながら淘汰されざるを得ない。
 ワクチンが完璧に完成され行き渡るか、集団免疫が成立するまでは別の手段で生き延びるしかない。そこを国がどう支えていくかが、政治の役割であり、存在理由がある。今の政府は安倍さんから菅さんに代わっても、何ら無策のままだ。5月の緊急事態宣言解除から半年が経過しているというのに、PCR検査体制もまだまだ不十分であり、医療崩壊にならぬような支援体制などが全く進展していない。GoToキャンペーンですっかり終始している。
 このままだと虻蜂取らずで、経済も医療も崩壊する。12月と1月は緊急事態宣言を各都道府県単位で発令し、外出自粛を徹底するしかなくなる。まずは、これ以上感染拡大をさせない、という強い政府の決意が必要なのだ。今の政府には無理だろうが。(SONY a7R3)

朝の生暖かい空気の中で朝焼けが見られた園

午前6時半ごろだとまだ隣接する小公園の街灯が点灯している

コロナ禍を 耐え生きてこそ 朝はくる