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今年の紅葉はすっかり諦めていたが、ようやく近所の公園の紅葉が始まった。他の高木に囲まれ、日の当たりが悪く紅葉が進まないのだ。このところ雨も降らないため、葉の瑞々しさも乏しい。それでも赤くなり始めると、季節感を覚えるものだ。いつもの年なら鎌倉や箱根など紅葉の名所に行って撮影しまくっていたが、今のコロナ禍ではそれもできない。いや、行ってはならない、と固く自分に言い聞かせ、自重している。
今日も東京では621人という最多の新型コロナウイルスの感染者数となり、日本全体でも最多の1日3000人を超えたという。政府は相変わらず、微動だにせず、新たな感染対策を打ち出す気配がない。医療関係者がすでに医療崩壊は始まっていて、GoToキャンペーン始め、人の動きを止めるよう求めているが、政府はまるで馬耳東風だ。経済優先はわかるが、今はそれさえもおぼつかず、二兎追う者は一兎も得ず状態になってしまった。
この国はいったいどうなってしまうのだろう。すべて個人の努力のみを期待する政府は、「なるようになるさ」方式の無責任極まりない責任放棄だ。アメリカのトランプ政権よりも政治のメッセージがなさすぎる。コロナ後、日本は必ず世界から取り残される羽目になるだろう。(SONY a7R3) |
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ようやく紅葉の始まった近所の公園 |
他の木の落ち葉が重なってあまりきれいではない |
まだ緑が多いまだらの紅葉だ |
始まったばかりという感じがわかる |
落ち葉も積もりつつある |
かろうじて落葉しない葉が目についた |
よく陽の当たる側のカエデはよく紅葉しているが、傷んでいる |
それでも赤い色彩が目を和ませる |
イチョウの葉もすっかり落ちてしまい、
ドウダンツツジがいよいよ真っ赤になってきた |
ヒノキ林の間のケヤキも紅葉している |
あっという間に日が暮れていく
ムクドリがちょっと写った
待ちに待ち 紅きひとひら 師走午後 |
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