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26日のスーパームーンの皆既月食にはすっかり裏切られた。ベランダでカメラを三脚につけてずっとスタンバイしていたが、まったく見ることができなかった。すっかり落胆して今日に至っている。
デジ一眼を持って散歩する機会もぐっと減ってしまった。近所ばかりではやはり飽きてしまい、写欲も失せるというものだ。もうアジサイも盛りを過ぎかかっているので、重く感じるようになったデジ一眼を何とか持ち出すことにした。
歩道の植込みやご近所のお宅にアジサイはけっこう咲いているものだ。関東はまだ梅雨入り宣言はしていないようだが、すでに梅雨時のお天気であり、今日は梅雨の晴れ間といったところだ。本来の意味の「五月晴れ」の天気だ。
明日から新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言やまん延防止等特別措置が6月20日まで延長される。商売をしている人々には死活問題だが、高齢者の部類に属することになった私たちには何も従前と変わらぬ、自主的な行動制限と感染防止対策を淡々と続けるのみだ。
ワクチンの接種券も送られてきているが、申込開始はこれからであり、私はまだ当分は様子を見るつもりだ。多くの高齢者がワクチン接種すべきだろうが、副作用、副反応によるとはされないが死亡例が多すぎる。因果関係はないと厚労省は説明するが、これまで1200万件余り接種され、85人の死亡が確認されている。今後ももっと増えるであろう。テレビに出て発言する医師は、リスクはあるがワクチンは打つべきだ、との主張がメインだ。きっとそうなのだろう。しかし、その85人の中に家族や友人が多く含まれていたら、まして、自分がそうなったら家族たちはどう思うだろう。
もうオリンピックやパラリンピックを強行しようがどうしようが、興味はなくなった。とにかく静かにしているしかない。何をどうすべきだったか、何が正解だったのかを検証するのは何年も先になるだろう。何とか正気のまま生き延びてみたい。結果を見届けるまでは死にたくはない。(SONY a7R3) |
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