2021年06月23日

赤紫蘇

 予定どおり塩漬けたした南高梅の水が昨日上がってきた。重石を半分以下の3.5キログラムにして1日置き、今日のモミジソ投入となった。
 モミジソは赤紫蘇を塩と白梅酢で揉んで漬けたもので、1袋500グラム入りの製品となっている和歌山産のものを使う。今回は8袋用意した。漬けた梅はやや傷みがあるが、一昨年の梅も同様な感じだったが、梅干しとしての仕上がりがよかったので、昨年のきれいに仕上がった梅干しよりも味はよくなるかもしれない。
 とにかく、毎年状況が微妙に異なるため、同じものができないのが面白いのだ。同じ容器の漬け樽がもうひとつあるので、そちらへ移しながら、モミジソと梅を交互に重ねていき、最後に4袋分のモミジソを上部を覆うように載せていく。ときどき覗いては焼酎を吹きかけ、これでひと月は放置したままとなる。ひと月後は天地返しである。(SONY a7R3)

 ワクチン接種は妻が近い日に予定されてるが、私はまだ予約もしていない。メインの働き手でもある妻の感染対策を優先させることと、副反応などの様子の「実験台」になってもらう意味もある。申し訳ないが話し合ってそう決めた。その後は義兄に接種してもらうつもりだ。
 私は接種期限の来年2月末までに打てればいいと思っている。ワクチンの有効性などをテレビに出演する専門家たちが強調するが、誰も数年後の深刻な副反応がないことを保証などできないのだ。そして、肝心の有効性についても、いち早く接種完了率の高かったイスラエルでも感染者が増えているとのこと。
 また、G7サミットが開催されたイギリスのコーンウォールでは1週間当たりの感染者数が30倍近く増えてしまった。今後の感染者のうち重症者数の推移を見守らないと何とも言えないが、「ワクチン接種しても不特定の人が集まれば感染が再発する」のは間違いない。変異株ウィルスはどう強毒化するかもわかっていないのだ。重症化しないためには現在のワクチン接種も有効なのだろうが、とにかくすべてが見切り発車であり、大きな賭けの下での壮大な人体実験を行っているということだ。
 経済を回さなければ、生活が成り立たなくなることも確かだが、ここで解放感を満喫しようなどというのはまったく間違っている。感染者数は今日も東京は増えており、東京五輪がコロナ五輪と言われないように、今からでも、途中であっても開催を中止させる決断が必要だ。大会会場での酒類販売見送りなど当初からわかっている話だ。まして、GoToキャンペーン再開など愚の骨頂だ。金に余裕のある人間と愚かな人間だけがキャンペーンなしで旅行でもすればいい。
 まだまだ何も終わってはいないし、真の災厄はこれからなのかもしれないのだ。急がば回れで経口治療薬の開発と治験を地道に繰り返していくしかない。

モミジソを投入し終えた

投入前の様子

やや傷みのある梅があるが、これが功を奏するか

赤紫蘇の 香り混じりて 樽の梅