2021年07月24日

日傘がない

  東京では 五輪の大会をしている
  今朝来た新聞の一面はそればかり
  だけども問題は今日の晴天 日傘がない

 と、ここまで考えたらアホらしくなったのでやめた。昨夜東京オリンピックの開会式が長々行われ、ほとんど見ていず、しょぼい、ダサイとか言われ散々だが、今の日本の力量を示すいい物差しになったことであろう。演出が最近のパターンを踏襲しており、既視感があり何も感じるものはなかった。
 そもそもオリンピックの招致に成功してしまったことが間違いだったのだから、そこから転落は始まっていた。57年前、1964年の東京オリンピックが日本の高度成長の象徴であったものが、今回はコロナ禍の下とはいえ、まったく逆の意味の日本の没落を象徴しているようだ。
 57年前、日本の人々は生き生きとし輝いていた。すべてに全力投球できる若さがあった。国も老いていくものとしたら、日本はすでに腰も曲がり、杖を突き、やっと歩ける程度の国になってしまったのだろう。ただ、人と違って国は指導者によって若返る可能性がある。しかし、今の日本にはその可能性が低いということだろう。老いた日本をどうやったら若返させるか、このまま老人ホームに入るのか、瀬戸際に日本は置かれている。(SONY a7R3,PowerShot G7X2)


夏の日差しはきつい
そうだ、日傘があればいいのだ
でも、日傘はどこにもないのだ

よく飲む缶ビール
開幕が決まってから、デザインが左側に変わった

真夏日の 頭焼かれて 日傘なし