2021年12月24日

日本酒三昧のイブ

 実家の兄がお気に入りの日本酒のセットを酒蔵から送ってきてくれた。会津の酒である。いつもは近所のスーパーで箱の酒しか買っていない身としては、うれしい贈り物だ。今日は病院で血液検査などもありしばらく飲酒も控えていたので、久しぶりに口にする日本酒ははらわたに染みる。日本には酒蔵が1400社以上、1万種以上の日本酒があるという。それでも年々減ってきているというのだが、とても贅沢な話だ。日本という国は島国で四方を海に囲まれ、急流を抱える河川のある山々に覆われた海と山の幸に恵まれた自然豊かな国だ。そうした環境の中で日本酒は独特の世界を生み出したのだろう。今や日本酒は世界にも通じるSAKEとなり、ウイスキーやワインでも評価が高いのはうれしい限りだ。もっとも日本食や日本の酒が世界に評判となるあまりに、高価すぎて手に入らなくなることもあるようだ。そこそこの価格で手に入るプチ贅沢な日本酒でクリスマスイブのひとときを過ごすのも一興ではある。今宵くらいは、コロナもオミクロンも忘れていたいものだ。(SONY a7R3)


真っ先に会津中将を飲んでみた
原酒の深みのある甘味と香りが口の中を覆い、桃源郷の世界に誘(いざな)ってくれる

イブの夜 ケーキ、鳥もなく 酒を呑む