2022年01月18日

マスク狐

 午後、車で買い物のついでに近くの稲荷神社に寄ってみた。正月三が日の初詣をしなかったから、これが初詣になる。もしかして梅の一輪でも咲いているかと思ったら、さすがにまだであった。今年の冬はかなり寒いからかもしれない。ここのお稲荷さんのキツネはコロナになってからマスクをしている。ひところ赤い木綿のマスクを氏子の人が着けてあげていたが、今は白い不織布のマスクになっていた。やはり、ふつうの布製よりも不織布の方が効き目があるということか。市販のマスクも安く流通するようになったこともあるだろう。
 ついにコロナの新規感染確認者数が昨年の8月を超え、本日最多の3万2197人となった。我が神奈川県も含む1都12県が「まん延防止等重点措置」を政府に要請することになり、決定すれば16都県が措置の対象となり、各地域の人々の行動が制限される。だからといって緊迫感はあまりない。今回のオミクロン株が重症化しにくい、という世界各国の状況からか医療現場以外のマスコミなど今ひとつ国民への注意喚起に力が入っていない。
 政府もオミクロン株の評価をどのように判断したらいいのか、迷っているところだろう。現在の基準では濃厚接触者でも医療従事者などエッセンシャルワーカーは14日(10日から6日に軽減)待機し、仕事につけないのも厳しい。これだけ増えれば濃厚接触者など保健所が追えるわけがない。感染症法上では、新型コロナウイルス感染症は1類(エボラ出血熱など)あるいは2類(SARSなど)相当となっているが、現在の弱毒性から見れば通常のインフルエンザ並みの5類にして、保健所が仲介することなく町医者で対応できるようにするかどうかなのだ。
 しかし、多くの感染症専門医は新型コロナウイルスは未だ未知のウイルスであり、オミクロン株からさらにどう変異していくかが不透明であり、油断すべきでない、とするものだ。「ただの風邪」にするにはあまりにもわからない部分が大きいということなのだ。であれば、政府はもっと行動制限とワクチン、経口治療薬を大々的に迅速に展開するべきだ。迷ったら、躊躇なく感染予防にもっと力を入れるべきであろう。診察を分けられる施設の町医者でもコロナを即座に診断し、薬を処方し、症状の悪化が見込まれれば、入院できる指定病院に送るなど、柔軟な法改正が必要だろう。経済はいつでもアクセル全開できる準備を民間に任せておけばいい。政府は国民の命を守ることにまずは専念してほしい。庶民はこれまでどおり、諸外国のように浮かれることなく、マスク、手洗い、換気を完璧にこなし、必要最低限の行動に抑えるべきであろう。コロナが明ける真の春はまだ遠いと覚悟すべきだ。(SH-M15)


桜森稲荷神社
マスクしてもコンコンと風邪気味か


神社の梅も桜もまだ芽も見えない


願掛けて 春待ち遠し 町稲荷

厳寒の 風に打たれし 弱き喉
オミクロン 株が増えても 金増えず
脱コロナ 望むばかりで 時は過ぎ