2022年03月31日

かにが沢公園の桜

 今日も午前中の早い時間に余裕があったので、このところ例年行っている隣り街座間市の「かにが沢公園」の桜を見に行ってみた。満開ではあるが、全部開ききっていないため、ややボリューム感に欠ける。また、おそらくここの公園ではソメイヨシノはよく手入れされているので、枝を少し切り落としたのかもしれない。春休み期間でもあり子連れの親子も来ていたりと、さほどの人出ではないが賑わっていた。
 この公園では、すでに数年前から少しづつ老木を伐採し、ジンダイアケボノの若木を植えており、将来に備えている。既存のソメイヨシノはすでに大木であり老木となっている。貫禄のある桜の木となっているが、そろそろここも見納めとなるのかもしれない。
 世の中は、ウクライナ・ロシア戦争が膠着状態となり、映像化されないところで悲惨な状況が継続しているだろう。また、日本のコロナは第6波が収まりきらないうちに、第7波になりそうな勢いで、東京などで新規感染確認者数が確実に増えている。明日から新年度であり、新生活のスタートともに、値上げの始まりでもある。今回はウクライナ情勢を織り込んでいないため、今後短い間隔で物価が上昇すると考えられている。給料も年金も上がらず、庶民には厳しい新年度の始まりになりそうだ。
 重いものが心のどこかに常にひっかかっているというのは、何とも憂鬱な日常になる。もちろん、戦火に追われる人々やコロナで苦しむ人々のことを思えば、今の自分は何と恵まれているのだろうとは感じる。しかし、いつ自分にそれらが降りかかってくるかもわからないのが今なのだ。花見に浮かれながらも忘れてはならないことは、肝に銘じておきたい。(SONY a7R3)


ソメイヨシノの大木が見事に花を咲かせている


木と木の間はかなりあるのだが、枝が張りだし、一部重なっている
そろそろ寿命を迎えるかもしれない


芝桜も花壇に咲いていて賑やかだ


散歩にちょうどいい小径が続いている


遠くにもソメイヨシノが咲いている
手前上部の桜は、ジンダイアケボノと思われる


ジンダイアケボノらしい花のアップ
やはり、ソメイヨシノよりもピンクが濃いようだ


ママに桜といっしょに写真を撮ってもらっている

花ひかる 朝の日差しに 透かし見て
年度末 明日から何も かも上がる