2022年04月04日

旬の筍

 ここ数年は面白味のない季節のルーチンの写真ばかりだが、今年も続くしかない。目新しい、まだ、未知のものを求める撮影活動もやめたくはないが、コロナ禍になってはなかなか叶わないものだ。そうこうするうちに桜が盛りか終わりのころになると我が家ではタケノコ(筍)が春本番の二番手となる。毎年のように実家から届く旬の届け物がタケノコだ。今夜はさっそく牛肉やキノコなどと合わせた炒めものでいただいた。しばらくは妻が工夫してタケノコ三昧の幸福な日々が続く。
 季節の恵みを当たり前の如く、毎年その時期に相も変わらずいただけるというのは、幸せで平和なことだと、つくづく感じる。日本では、もう二度と戦火のもとでは桜もタケノコも見たくはないし、味わいたくもない。世界に平穏な日々が戻ることを切に願う。(SONY a7R3)


昨日茹でてくれたタケノコをもらった

桜あと 茹でし筍 届きたり
筍の 歯ごたえたしか 旬の味
毎年の 季節味わい この春も