2022年06月07日

梅雨入り後

 昨日関東地方も梅雨入りした。激しく雨が降り続いたため外出はしなかった。今日は晴れ間も少しはあったがはっきりしない梅雨らしい曇り空だ。水滴の残るアジサイを撮りたかったが、午後の遅い時間では無理であった。このところ、足に加え左手も痛むので重い一眼カメラも持てない。健康散歩を兼ねた買い物ついでにスマホで街のアジサイを撮ってみた。以前にはもっとあちこちの個人宅にアジサイを見かけたものだが、やはりだんだん少なくなっている。淋しい限りだ。(SH-M15)

 ふと健康と食事について思うことがある。日本人は体に良いようにといろいろな食物を食べ、バランスの取れた食事をしなさい、と言われ1日30種類のものを取り入れましょう、とかいう。思い込みや偏見があるかもしれないが、北欧やドイツなどの家庭料理はもっとシンプルで固いパンとソーセージにチーズなどほとんど調理の手間がいらないものしか食べていないと思っている。そこにビールやワイン、牛乳、少しの野菜というイメージだ。たまにレストランで違うメニューを食する程度だと。それでいて体が大きく健康そうに見える。日本人は食事に相当気を使っているのに、病気ばかりして健康的ではない。そんなイメージだろう。多分、実態はかなり双方ともに異なるのだろうが、人種や地域によって、食事と健康状態との因果関係について科学的な分析、例えば遺伝子レベルの研究がされていれば知りたいものだ。テレビで紹介される食と健康のことは経験的なことや一面的な話が多く、人によって正反対なことを言っていたりすると混乱するばかりだ。まだ謎であるならそれでいいのだが。
 コロナが落ち着いてきた現在、観光のための訪日客の枠を増やそうとしている。多くの海外の観光客たちは日本の食事を楽しみに来ており、寿司や天ぷらばかりでないラーメン始めさまざまな日本の食文化を追求している。これは自分たちとは異なる食文化への興味と日本食の多様性に驚いているのではないかとも思う。
 最近の日本の若い人たちは家ではカップ麺やコンビニ弁当などジャンクフードを食べ、外では写真映えのする食事が多そうだ。時間もお金もない彼らは健康に良い食事をきっちりとる習慣がなくなってきており、食の面からも日本の今後を心配してしまう。日本人に合った食事というのは、ずっと続いてきた伝統的日本食であり、塩分を控えれば理想的なのではないか、とも思うのだが。もっと食と健康について知りたいと思った。


歩道にはみ出たアジサイが通り過ぎる人にあいさつしている


まだこうしてアジサイを植えてある家があるのがうれしい


このお宅のアジサイも大きくなってきた


歩道の広場にあった「隅田の花火」だろうか


スマホでもかなり接写ができるものだ

雨過ぎて 街のアジサイ 色めきて