2022年07月10日

芙蓉の花が咲きました

 さだまさしの歌で、「追伸」という乙女チックで感傷的なものがある。「撫子の花が咲きました 芙蓉の花は枯れたけど・・・」と秋の失恋の歌だ。しかし、今は夏、ようやく芙蓉の花が咲き始めたところだ。
 今日10日は参議院選挙の投票日。18歳以上の国民に与えられた最大で唯一の政治参加の権利であり、そして、義務でもある投票行為。この権利と義務を放棄あるいは怠慢してはならない。遅めの朝食後すぐに近所の教会の投票所へ投票しに行って来た。入場券がこれまでの小さな短冊状から紙幣大の切り離された個人個人の宛名のある、期日前投票請求書が裏面に印刷されたものに変わっていた。鉛筆も小型の使い捨て鉛筆でコロナ対策がされていた。
 投票し終わり、帰り際教会内に咲いていた芙蓉の花がひときわ目についたのでスマホで撮っておいた。そして、冒頭のさだまさしの歌を思い出したのだった。
 一昨日の安倍元首相の暗殺事件で政界はどう変わるのか、選挙結果が注目される。事件のことについては、Wordsのコーナーでもやや触れたが、事件の全体像などは警察の捜査を待って知ればいい。マスコミが犯人の子ども時代の話を聞き出して何の意味があるというのか、興味本位だけのマスコミやネット民による「動機解明」などどうでもいいことだ。主義主張の差異はあれ、今はただ一国のリーダーだった人物へ哀悼の意を表し、冥福を祈るのが筋というものだろう。
 午前中のまだ体調が上がってこない中で、投票所まで徒歩で往復するのは今の私にはかなりしんどい。午後には充分ウォーミングアップして、近所のスーパーまで買い物に行った。変わり映えのしない日常の風景を日常の心で受け入れられることが何とも幸福なのかもしれない。
 しかし、コロナが再び拡大しつつあるのが懸念材料だ。2月上旬の10万人超えの半数以上に達している。このままではピークには15万人もあっという間に達するだろう。これから高齢者が感染し、死者、重症者が増えるのは必至だ。選挙が終わったら、すぐさまコロナ対策に乗り出してほしい。選挙で政治の停滞は許されない。(SH-M15,SONY a7R3)


アメリカフヨウの大きな花が目立っていた


さて結果はどうなることやら・・・


午後の買い物散歩中、珍しくローセキ?の落書きを見た
相合傘を小さくイニシャルに変えたのが微笑ましい


アジサイも枯れ果てみじめだが、それもいい


陽が落ちれば、満月4日前の月がくっきり浮かんでいた

投票日 行かぬ者には 権利なし
銃弾に 倒れし安倍氏 哀悼す