2022年08月21日

初日カバー

 中学生ぐらいのとき、切手の収集にいっとき凝った時期があった。収集する中で初日カバー(ファーストデイカバー)なるものを知ったが、よくわかっていなかった。自分で白い洋封筒を買い、街の郵便局で切手趣味週間の記念切手発売日にその切手を貼って、消印を押してもらった。自家製の初日カバーになるのか。飽きっぽい私は、すぐに切手収集の趣味から遠ざかってしまった。多分、切手の趣味の雑誌で知り合った文通相手の女の子になぜか失望したからだったと思う。今となっては思い出せない。
 先日、古い物を整理しているとき、妻が封筒の束を見せてくれた。妻の古くからのシンガポールの友人のひとりで切手収集の趣味のある人から送られた初日カバーの束であった。1977年から1988年にかけて主にシンガポールで発行されたもので50通余りあった。一度に3種類ほど別封筒に入れられ送られてきたようで、妻もお礼に日本の記念切手をときどき送っていたようだ。
 この初日カバーがどれほど価値があるのか、調べる気力もないが、その国々で初日カバーには思い入れがあるような気がする。切手、封筒印刷、消印のそれぞれのデザインがなかなかしゃれており、魅力的である。不要物品を整理していく際の保留中の物件だが、しばらく私が預かることにした。いずれまた処分の判断をせねばならないのだろうか。(SONY a7R3)

 岸田首相がコロナに感染してしまった。16日から夏休みだったが明日から公務の予定が30日まで療養となった。自民党と統一教会との癒着報道がますます盛んになっている今、岸田さんがコロナになるとはタイミングがいいものだ。政府としては個人の問題であるとして、統一教会問題を政治的に解決することを放棄した。
 岸田さんは難題から逃げまくりだ。今回の感染もほとぼりが冷めるまでの時間稼ぎと言われても仕方がない。もうずぶずぶだとはっきりした自民党と統一教会の関係を、明確に自民党として、日本国家として排除する法的措置を講ずることができなければ日本は終わる。こんな似非宗教のために日本が食い物にされている現実に政治家は自覚を持ち、日本から統一教会を締め出す宣言を直ちにすべきだ。


初日カバーはそれぞれに工夫されたデザインがいい


よく見ると日本やタイの初日カバーもある


鳥や蝶もある


まだまだある


50数枚あった

初日カバー 集める趣味も 今は無し
手紙書き 選びし切手 惜しみ貼り