2022年12月01日

冬来たりなば

 冬来たりなば春遠からじ、と言うのはまだ早い気がするが今日は一日寒い日であった。例年、師走に入ると実家の兄が自宅で実った柚子を持ってきてくれる。写真映えするようにとわざわざ一部葉をつけたまま採ってくれたようだ。おまけにリンゴもたくさんもらった。これでまた柚子大根と柚子茶など飲み物にする。汁物に削って入れたりする。たまにはネットで紹介されているような洒落た使い方もしてみたいが、私の手には負えそうにもない。引きこもることがさらに増える冬には、季節の食材で少しの変化をも楽しみたいものだ。(SONY a7R3)

 まったく関係ない話題だが、今の朝ドラで主人公の友人が福井の漁港で働きながら作った短歌がいい。
  トビウオが 飛ぶとき 他の魚は知る 水の外にも 世界があると 
 別の世界への好奇心を抱き、新たな挑戦を続けることの若さと勇気が常に必要なのだと・・・


柚子の実を見ると冬を感じる


自然の恵みは美しいものだ


ちょっと気取って撮ってみる


ほかにもらったリンゴとの共演も


同じ枝にふたつ並んだ柚子とご愛敬にマリオも登場して

柚子来たり 冬も来たりて 息白し
柚子ひとつ 爪にうつりて 香りたり
冬来たりなば 春はるかなり 師走入り