2023年05月03日

君に贈りし

 3月はほとんど左膝の手術と入院治療のため、妻の誕生日には病院のベッドで術後の痛みと戦っていた。毎年、妻の誕生日といっても大したことはしてない。もう古希手前である。年齢ではないのだろうが、感謝はしつつも日常の毎日が流れているだけとなった。でも今回はいつもと状況は異なるので、少しばかり気を使った。事前にネットで予約して、私が不在の自宅にプリザーブドフラワーを妻の誕生日に届けてもらうようにした。入院中はLINEでやり取りしていたので、「今日何か届くかも」とその日の朝にLINEした。妻は気に入ってくれて、今も食卓に飾ってある。何となくその花を撮ってみたくなったのだ。たわいない贈り物の話である。(SONY a7R3) 


贈るときにカードもつけてくれるので短歌を添えた
「君と来た この道もっと 歩きたい
まだ見ぬ先を ともに知るため」
そのときの朝ドラの歌人貴司君を真似てみたのだった


このごろになって夕焼けが見やすい位置に太陽が移動してきた

皐月晴れ 君に贈りし 花を撮り