2023年06月05日

水無月の夕景

 2日金曜日の大雨は各地に被害をもたらしたが、こちらでは公園の樹木の枝が多少落ちていた程度であったと思う。関東はまだ梅雨入りしていない。梅雨入り宣言しそこなった可能性もあるかもしれない。宣言するのは気象庁の中で話し合って「梅雨入りを発表」しているらしい。予報官がテレビカメラに向かってうやうやしく「宣言」するわけではないようだ。雨や曇りの日が続いている中で頃合いを見計らって、発表する。そして、6月〇日頃、とぼかした表現を使う。担当予報官のサジ加減で決めるのが何でも世の中AI時代にあって人間臭くていいではないか。お天気だけは気象衛星やスーパーコンピュータを動員してもほとんどの場合外れることが多い。ぴったりピンポイントで当たることはまずない。でも被害がなければ予報が外れたことなど多くの人は忘れてしまう。関係者は必死であろうが、災害というのはいつか自分の身の上に起きるものと覚悟しておけばいいだけのことだ。
 夕方西の空を見ると、夕焼けが見られた。蒸し暑く梅雨の晴れ間のような天気の今日は、午前、午後と少しずつ散歩をして雨で出不精になっていた分の帳尻合わせをしたのだった。明日はまた晴れそうだ。予報官でなくても予想はつくものだ。(
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黄金色の西の空を見ると自然を感じられていい

梅雨入りを 宣言せずに 梅雨入りか
AIも 判断つかぬ 空模様
水無月の 空は焼けいく 明日も晴れ