2023年06月12日

梅を漬ける

 2日経っていい具合に追熟できたようだ。梅を買ってきてザルに広げて、数時間すると甘い香りがどんどん強くなり、それとともに青い部分が黄色く変化していく。甘い香りの頂点が過ぎたころに追熟が完了となるようだ。今日も外は雨続きで買い物に午前中車で出かけたのみだった。リハビリの散歩もできないため、午後は梅仕事に都合がよかった。
 毎年やる作業だが、毎年何か変化をつけたいと思っている。今年の目標は、「柔らかい梅干し」を目指す。梅はすべて一律の出来具合ではないため、最終的に梅干しになったとき、ちょうどいいもの、硬いもの、皮だけが硬いものに分かれる。できるだけ同じ質の梅干しにしたいのだ。そのため、まず追熟を見極めることと、塩を20%から18%に変更し、漬け込むときに焼酎を多めにふりかけてみることにする。重石も同重量だったものを7割ほどと軽くしてみる。そして、天日干しするときには、硬い梅は揉んで柔らかくする。梅酢には漬けず、梅から出る水分でしっとり柔らかくする。そんな目安で今後の行程を見ていきたい。
 梅干し作りの作業は毎年、妻に手伝ってもらうのだが、今年も5キログラムと少ないこともあり、1時間もかからずにすべて終了した。あとは水がうまく上がってくるまで、じっくりとカビに注意して見守っていく。この過程が楽しいのだ。(
SONY a7R3,PowerShot G7X2)  


5キログラムの完熟梅に18%900グラムの粗塩をふっていく


午前中の様子
すっかり色づいて黄色くなっていた


ざっと流水で洗い、汚れを落とす


竹串でヘタを取る作業が一苦労なのだが、二人でやれば早い


粗塩をまぶしながら、漬け樽に漬け込んでいく


今回は梅5キロに対して重石3.5キロとした
水の上がり具合とカビに注意しながら見守っていく

外は雨 ヘタを取りつつ 梅漬ける