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ようやく秋の清々しいお天気に近い日和となった。昨日が彼岸の中日だから、「暑さ寒さも彼岸まで」の文字どおりとなり、この2日間はエアコンをつけずに過ごしている。涼しい秋風に誘われて、午後に散歩に出かけた。ほんのちょっと近所を歩くだけである。ムクゲの花が散り始めているのが少し哀れで写真は載せなかった。黄色のキバナコスモスが元気に咲いているのを見かけた。ふと気がつくとツマグロヒョウモンのメスがやってきて蜜を吸い始めていた。花から花へと移り渡りながら、同じ花の群れにいたので撮影してみた。風で揺れる花へ器用に渡り飛んでいる。何だか涼やかでいい。
しかし、歩く人間はだんだん汗が吹き出してくる。近くのベンチに腰を降ろすと汗だらけになる。まだ、理想的な秋ではないようだ。しかも、この秋もどきの涼しさは今日限りで明日からエアコンの世話になりそうだ。この夏が世界的に異常気象だったことは偶然ではない。人間が大いにかかわって気候を変えてしまい、人も植物も他の生き物も危機に瀕している。エアコンを使いながら、危機を案じているうちは、自分も地球温暖化に加担する矛盾に満ちた行動しかしていないわけだ。自分の命を守りながら、可能な限り質素に生きていきたい。それくらしかもうできそうにないかもしれないが・・・。ともあれ、秋風よもっと吹いてくれ。(PowerShot G7X2,SONY a7R3) |
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