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昨日の雨が今朝まで残っていたようだ。午前中に少しだけ散歩で行った公園のベンチが何だか妙だった。ベンチの一部に薄い透明なポリエチレンのシートのようなものが敷いてあった。おそらく常連の散歩人がベンチはどうせ濡れているだろうから、ポリ袋を用意してきたのだろう。ベンチに座ってどうしてもひと休みしたい気持ちはよくわかる。しかし、持ち帰らずにそのままにするのはよくない。その他、空き缶や弁当の空き箱、割り箸、吸い殻など小さな公園のベンチのまわりはゴミが結構あるものだ。私は人のゴミを拾って帰るほど奇特な人間ではないが、ときどきゴミを拾っている高齢者の方を見かけるが、まったく頭が下がる思いだ。人はこうありたいものだが、なかなか真似できない。
残されたままのポリ袋のシートだが、ちょっとした保護膜のような効果になっていた。ベンチに落ちた桜の葉をいい具合に挟み、押し葉状態になっていた。後から降ってきた雨つぶも重なってちょっとしたオブジェになっていた。雨の「あと」は、「後」でもあり、「跡」でもある。何気ない日常の中でも被写体はあるものだ。まだまだ遠くまで撮影に行くことができない私は、目を凝らして日常を眺めている。(SH-51C) |
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ポリ袋がシワになって不思議な模様を創っている
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水たまりにはクヌギのドングリが落ちていた
子どもたちが遊んでは投げていったあとだろう
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24秒ほどの動画です。
水たまりに赤とんぼのつがいが産卵していた
気の毒だが、午後に散歩に来たときは水たまりは消えていた
雨のあと 美しきもの ちがうもの
赤とんぼ 消えゆく池に 産卵し
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