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大晦日の午後、駅ビルのスーパーまで散歩した。狭い店はかなり人で溢れている。さすが大晦日だ。おせちなどの食材はすでに妻が買い求め、徐々に料理を始めていた。私は菓子類を少し買うくらいだ。年越しそばがなかなか手に入らないので、昼食には他の弁当ですませてしまった。するとこのスーパーの近くのそば屋が店頭で年越しそばや天ぷらを売っていたのだ。相変わらず外食はコロナ以来ひかえているため、そば屋に入ってそばは食べない。
若い人たちは大晦日も正月も関係なく、好きなように食べ、好きなように過ごしているのだろう。我々もかなり簡略化された正月を迎えるが、それでも多少の季節の行いはやる。大掃除は大したことはしない。日常毎日小掃除していれば、特に必要はない。風呂場の気になっていたカビを少し取ったり、フローリングに簡単にワックス掛けしたり、ベランダの汚れを落とすとかその程度だ。花をいつもより豪華に飾り、玄関に正月飾りもつけ、おせちを少しつくる。そのほとんどを妻がやるので頭が下がる。それが我が家の年末年始だ。(PowerShot
G7X2)
2023年はどういう年だったか。振り返ると今年は世界がいろいろな意味でマイナスに向かい出したことが、はっきりした最初の年だったことになるのかもしれない。コロナによる経済・生活ダメージが回復傾向よりも大きいことがはっきりした。去年から始まって2年が経とうとするウクライナ・ロシア戦争とハマスの奇襲攻撃で始まったイスラエルとの戦争は、相容れない相手には武力で制圧すべきだとの考えが蔓延してきている。そして、地球温暖化が世界各地に災害をもたらし、明確に気候変動が始まってしまい、もはや後戻りできそうにない状況に至ったのではないかと推測される。国内政治では金と数の力で、ただ単に権力を持っていたいというヤカラだけが世の中を動かしていることがよくわかった。世界においても独裁化が進みつつあり、国民は常に蚊帳の外である。
個人的には、左膝の手術とリハビリでより良い日常を取り戻すべく努力した日々だった。この努力はまだまだ続き、健康であることがいかに奇跡的で、何も劇的ではない日常がいかに貴重なことなのかを改めて思い知らされた1年であった。来年はすべてが平穏でありふれた毎日であることを願うばかりだ。 |
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ホルモン焼きの店
立派な正月飾りもつけ、迎春準備完了
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魚料理のおいしい居酒屋さんもしばしお休みだ
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産婦人科病院も門松で正月を迎える
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赤いカローラがこの病院の建物に似合っていた
ナンバープレートはアメリカのものに取り換えたw
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正月準備もしたが、クリスマスが終わっていない店もあった
大晦日 来年こそは いい年で
願う気持ちと 不安な気持ち
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