2024年02月03日

節分は豆まきで

 今日は節分。広辞苑では「季節の移り変わる時、すなわち立春・立夏・立秋・立冬の前日の称。特に立春の前日の称」とある。つまり、節分は年4回あるわけだが、年の始まりに近い立春前日が節分行事として定着されてきたわけだ。
 豆まきは伝統行事だが、今どきの「恵方巻」は単なる関西発祥の商売の産物でしかない。最近では豆まきはやらないが、恵方巻は食べるという全国の家庭が多いようだ。我が家はかたくなに簡略式ながら豆まきしかやらない。子どものころ、地元の神社で豆まきをやるからと夕方に行っては撒かれる豆を拾ったものだ。
 だから、恵方巻など買ったこともなかった。今日の昼食はときどき食べる助六寿司でも買おうとしたが、スーパーやコンビニで今日は売っていない。すべて恵方巻なのだ。仕方なく、高い恵方巻を購入し、太巻きと同じく輪切りにして食べた。あんな恵方を向いて一本を喰うなどという下品なことはできない。時代にはついていけないとつくづく思うのだった。
 午後、市内のいつもの公園に梅の様子を見に行った。いろいろ種類があってすでに咲いているもの、これからのものが混在していた。梅の花にやってくる野鳥を狙っていたが、うまく撮れなかった。またの機会に譲るとして、ほのかに香る梅の花の香りに明日からの春を感じるのであった。そして、古希一年前となった。(SONY a7R3)


豆まき用の炒った大豆をビニールの小袋に入れて、各部屋1袋ずつ撒く


梅の花が青空に映え、楚々として美しい


近くに金柑の実がたくさんなっていた


別の種類の梅だと思うがびっしりと咲いていた


小ぶりの花が可愛い


本日の鳥はシジュウカラのみ


別の日に撮ったシロハラ


そして、おまけの猫
ふかふかの枯れ葉の上で日向ぼっこ

梅薫り 意地で豆まく 古希手前