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年年歳歳、季節が巡る速さときたら、その加速度を増している。平凡で平穏な日々を老後に過ごすということはそういうことなのだろう。「老後」という言葉がまだしっくりは来ないが、年齢的にはその域に達しているわけだ。自分より先輩がもっと元気溌剌と第二の青春を謳歌されている方々も多いが、なかなかみな同じようなわけにはいかない。
体が思うように動かないというのは、やはり大きなデメリットである。左膝の手術をして1年以上経過したが、膝自体は痛みがほぼなくなり、いい調子ではあるが、腰回りの筋肉などが痛み、長い時間を歩くことができない。そろそろ調子を上げていかないと時間がなくなりそうだ。
時間はないのだが、ゆっくりとしたマイペースで過ごすしかないので、いつものように近所を散歩して、季節の移り変わりをカメラに収めてみる。もう紫陽花が咲きはじめている株もあり、梅雨も間近なのだと知らせている。野の花たちも小さな輝きを放ち、季節を演出している。こんなひとときがたまらなく愛おしい。(PowerShot
G7X2) |
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真っ先に咲きはじめたアジサイはまだ初々しい
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ドクダミもちらほら咲き出した
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この民家のトケイソウがいつも見事に咲く
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このアジサイあたりが標準的な成長段階だろう
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野の花で好きな花のひとつ、アカバナユウゲショウ
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カシワバアジサイもやや咲き出している
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タチアオイはもう下からどんどん咲きはじめている
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好きな野の花その2、ニワゼキショウ
小さな花だが優雅だ
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ムシトリナデシコのピンクが目に飛び込んでくる
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あるお宅の玄関先が花で賑やかでいい
また巡る 季節にゆだね 花巡り
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