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今日からもう10月である。和風月名では「神無月」だが、「全国の神々が出雲大社に集まり、各地の神々が留守になる月という」説が一般的だ。月の初めは、「朔日(さくじつ・ついたち)」で「月立ち」であり、「新月」ということで月があっても太陽と同じ方向にあって地球からは見えないのだ。実際の朔日は、旧暦では10月3日となる。
そんな暦や天文学の話は風情があって面白いのだが、現実世界は夢も希望も風情もなさそうな政治の世界がある。9月27日に行われた自民党の総裁選挙で石破茂が高市早苗を抑え、逆転勝利し、本日10月1日、内閣総理大臣に指名され、石破内閣が発足した。石破さんは首班指名される前から総選挙を今月27日投開票で実行すると表明した。
自民党の金権体質と派閥論理に嫌気が差していた日本国民は、その中でも石破さんなら何とかしてくれるかもしれないと淡い期待を抱いていたのだが、スタートから裏切られたようだ。国民や野党にしっかりと政策や日本のあるべき姿を示し、国会で大いに議論を戦わせ、そのうえでの総選挙ではなかったのか。いきなり解散・総選挙、これでは、これまでの自民党の「党利党略」と言われても仕方がない。小泉や高市よりはマシだが、本当に日本のリーダーであることがふさわしいのか、厳しい目で見ていたい。
少し下半身の調子も落ち着いてきており、痛みはあるが歩ける距離が伸びてきている。近所を少しうろつけるようになってきた。近くの公園には遅咲きとなった彼岸花が今盛りとなって咲いている。10月ということでハロウィン、最近は「ハロウィーン」か、そんな飾り付けの店舗も見られる季節となったようだ。でも、まだ暑さは明日も続くとの予報だ。凌ぎやすい季節はいつになったら来るのやら・・・(PowerShot
G7X,SONY a7RM3) |
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