2024年10月28日

一夜明けて

 予想どおりというか、予想以上というか、自民党と公明党は悪夢のような一日であっただろう。そして日本国民にとっても悪夢とならぬように、野党ともうまくやってほしいものだ。
 残念ながら今回は怒りの一票を投じたひとりとなった。投票所ではNHKが出口調査していて声を掛けられ、タブレットにタッチする方式で正直に答えておいた。
 自民党247から191と56議席減、公明党32から24と8議席減、計自公連立279議席から過半数233議席割れの215議席となったのだった。自業自得とはこのことだ。政治とカネについて、国民の厳しい目にあまりにも鈍感すぎたのだ。ザル法の政治資金規正法の甘い改正を石破政権は正すこともできず、国会で充分議論してからの解散もできたはずのものが、それさえも読み誤った。
 投票率が相変わらず低い(53.85%)うえ、投票に熱心な高齢者はテレビのみで情報を得るため、テレビ報道で「裏金議員」を繰り返しすりこまれれば、怒りは増幅していくばだ。ダメ押しで非公認の裏金議員(政党支部だが)への2000万円の資金提供が報道され、選挙運動期間中だったため、インパクトがあり過ぎた。これで一巻の終わり。これからは野党に期待できるのか、それも儚い夢のまた夢としか思えない。
 世界のいたる国でもまともなリーダーが不在の現在、いつどういう事態に陥るか全く予想できない。人類は覚悟する必要がある。次は11月5日、アメリカ大統領選挙の日である。この世の終わりにならぬことを祈るばかりだ。

 一夜明けて、ちょうどよい気温だったので、午後はゆっくりと近所を散歩してみた。まだ、役所が設置した選挙のポスター掲示場が撤去されていない。落選した自民党議員の党掲示板のポスターも哀れを誘う。一般庶民はただただ普通の生活が続き、物価高に喘ぎ、安いものを求めてスーパーやドラッグストアを巡り歩く日々だ。
 ようやくドウダンツツジも色づきはじめてきた。秋らしい秋を求めて、もう少し遠くまで足を延ばしたいものだ。(PowerShot G7X2)

市役所選管が設置したポスター掲示場がまだあった

新人さんには気の毒な選挙だった

少なくとも公明党の「希望の未来」は実現できそうにない
党代表が落選するとは、神、仏も見放した?

10日前、近所に新規開店したドラッグストア

数は少ないが、肉、野菜、惣菜、弁当などスーパー並みに何でもある

家庭菜園がまだできる場所があった

近くの産婦人科病院のドウダンツツジが色づいてきた

認定保育園のハナミズキの葉も紅葉してきている

昨日は地元の文化祭で駅前ではダンスなどが披露されていた
選挙で中止にならなくてよかった

国民の 気持ち読めずに ただの人
受け皿と 勘違いする 野党猿
秋らしい 秋となれるか この秋は