2024年11月17日

季節を探して

 いったい、今はどの季節なんだろう。今日午後の車の外気温を示す数字は、27度のときがあった。夏日である。小春日和どころではない。まったくもって暑いのだ。長い夏がようやく終わったかにみえたが、まだ、夏を引きずっている。3日後ぐらいからぐんと気温は下がるとのことだが、どうなることやら。
 少し歩けば汗ばむ中、市内の公園にまた少しだけ撮影散歩に行ってみた。森の植物たちも温暖化の地球環境に影響を受け、紅葉があまり進んでいない。自分のホームページで振り返ると、今年はかなり紅葉が遅れていることがわかる。晩秋から初冬にかけてのころのはずだが、やっと秋の気配といった感じが続いているままだ。
 それでも季節感を求めて、公園内をゆっくりと見て回る。なんとか季節の循環を維持しようとしてか、植物たちはそのときを見計らって、花を咲かせ、そして花を散らし、葉を色づかせ、葉を散らせる。
 温暖化を食い止めることに無関心な次期大統領は、金儲けのために、結果としてこの地球から人類を排除する政策を推進してしまうのだろう。毎年、当たり前のように見られた美しい季節の移ろいは、どこかに消え去ってしまうのか。これからは、その季節はもはやどこを探しても見つからないのかもしれない。(SONY a7RM3)

空は秋っぽかった

かろじて残っていた最後のバラが愛おしい

公園内を流れる川に架かる木製の橋

水生植物が繁茂して川面があまり見えない

桜の葉はすでに散り切ってしまったようだ
空がやはりいい

コセンダングサの実だそうだ
こんな形が好きだ

桜の葉が散って吹きだまっている

オオイタドリ(多分)が黄葉し始めていた

この川にはカルガモがいつもいる

どんぐりが無数にころがっている

チェリーセージ、秋には赤い花がよく似合う

ジョロウグモが大きな巣を張っていた

クヌギの葉も紅葉し始め、まもなくどさっと落葉する

ここのカエデはまだまだ青い

イイギリの実が赤くなってきた
まだ鳥たちの食べごろではないようだ

また空に秋を求めてしまう

カツラの葉が紅葉している

ヤツデの葉がみごとだ
天狗の羽団扇と別名があり、よく似ている

空中に枯れ葉が・・・
蜘蛛の巣にかかってしまい、蜘蛛は飢え死にしたようだ

ここにも・・・
蜘蛛にとっては災難だ

ホトトギスも終わりのころだ

毒々しいが魅力的でもある

何の木の葉だろうか、紅葉している
季節を知っているだけで嬉しい

温暖化 季節探して 迷い道
色づきて やっと感じる 遅き秋