2024年12月06日

照山紅葉

 ようやくわが街でも紅葉の季節らしくなってきた。いつもの市内の公園へ午前中に訪れてみた。雨が降らないので、瑞々しさには欠けるが、冬らしい青空のもとにもみじ狩りができたのはよかった。
 唱歌の「紅葉」で「秋の夕日に 照る山紅葉・・・」とあるが、ネットでふと検索すると「秋の夕日に照らされている、山にあるモミジ」ではなく、「秋晴れの夕日に、渓谷の山紅葉(ヤマモミジ)が照らし出されるように輝いている」ということらしい。初めて知った。どちらでも美しい風景に変わりはないからいい。
 ということで、今回のタイトルは「照山紅葉(しょうざんこうよう)」にした。四字熟語風にしたかったので「秋の夕日に・・・」から思いついた。すると「てるやま・もみじ」とかいうペンネームやアニメの登場人物などで使われているようだ。私が思いつくものは、すでに他の人がとっくに思いついていたという次第。凡人は二番煎じばかりとなる。
 ともあれ、凍えるほどではないが、だんだん冬らしくなりつつあり、季節感を味わえるころとなったのはうれしい。なかなか紅葉の名所に行くことは叶わないが、身近なところで少しでも直接見て感じられればいい。(SONY a7RM3)

ほぼ紅葉しているが、まだ青さも残る

黄金色に輝く樹木があった

ムクロジだろうか、まっ黄色に黄葉して、午前の日差しでまぶしい

川沿いのカエデも紅葉が進んでいる

木造の橋の周りも紅葉してきた

川沿いには他にもカエデがある

すっかり紅くなっている葉は割と少ないうえ、傷んでいる
雨が少なすぎるからだろう

雑木林の散策道も紅葉で染まっている

丸ボケのある背景が好みだ

サルビア・レウカンサが陽を浴びてまぶしい

クヌギがどんどん落葉している
小さい子のサンタさんがいるよ

ここではもう落ち葉となって彩りを添えている

笹の葉に落ちるといいコントラストになる

蜘蛛の糸にかかったモミジ
本日のお気に入り

トウカエデっぽいが、違うようだ

ここはまだまだ青い

葉が薄くて透けている

この散歩道にはよく来る

ここは橙に染められて

公園のすぐ近くの神社では黄葉したイチョウが落葉し始めていた

寺社と紅葉・黄葉は相性がいい

黄金に覆われた空を見上げる

公園のパンジーの柱

住宅の下にも

おまけの猫たち
家猫なのか人に慣れており、このあと膝に乗ってきた

照る山の もみじ愛でては 歩み止め