2024年12月20日

紅葉残照

 季節はやはり冬になったようだ。日に日に寒い日が多くなっていく。エアコンの暖房をつけている時間も長くなっている。外出するのも億劫だが、自宅周辺の最低限の散歩は続けている。今日の午後は、久々にいつもの市内の公園へ最後の紅葉の様子を見に行ってみた。
 思いのほか、葉は残っており、まだ紅葉狩りができそうな雰囲気である。それでもハラハラと赤や黄色の葉が古い落ち葉に重なって増えていく。
 午後の日差しがあまり届かなくなった時間では輝くような色彩にはならぬが、暮れも迫ってきた冬の公園では紅葉した木々や降り積もった葉っぱたちが散歩する人たちの目を引いていた。
 明日はもう冬至である。(SONY a7RM3)

カエデの木の下に水飲み場がある

やや雲のかかった日差しでは輝きが足りない

池に映った紅葉もくすんで冴えない

それでもすべての葉が紅葉して美しい

小川に垂れ下がるように

斑な紅葉もいい

少し斜面になった場所は積もった落ち葉が鮮やかな絨毯のようだ

水飲み場の周囲は落ち葉だらけだ

朽ちた葉の上に新しい落ち葉が重なっていく

相鉄線が近くを通っている
公園の南端である

常緑樹に混じって紅葉したカエデたちが静かに燃えている

時折散歩する人が通るだけで静かだ

この神社のイチョウはすっかり散ってしまった
すでに正月の準備も万端である

神社の境内の外である公園内に積もったイチョウの葉はそのままである

さて紅葉狩りも終わり、年末年始を迎えるばかりだ

くれないの 静かに積もる 冬もみじ
残り火の 燃え尽きんとす 冬もみじ