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立春も過ぎたので、少しは春の訪れを感じたくていつもの公園に行ってみた。ニホンスイセンが可愛い花を咲かせていた。空気はまだ冷たいが、日差しは暖かさを感じる。早咲きの小ぶりの梅の花がびっしりと咲いている木があった。そこだけ春がもう来ているようだ。
雪国では最強の寒波で大雪となり、春を感じるどころではないだろう。雪国の人々は、逆に厳しい冬があるからこそ、春の訪れを待ち遠しく、また、ありがたく感じるのかもしれない。暖国の人間は、春の訪れをさほどありがたく感じることもなく、花粉症の到来を招くだけの季節なのだろう。
それでも暑さにも寒さにも弱くなったこの身としては、部屋の窓際からの日差しで温まりながらうつらうつらするのが至福の時だったりする。猫かおじいちゃんか、である。
寒すぎず、暑すぎない春から初夏へのわずかなひとときを待ちわびながら、季節の変化を楽しみにしている。(SONY a7RM3) |
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ニホンスイセンの可憐な花が好きだ |
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数本の梅の木だけがほぼ満開の花を咲かせている |
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小さな梅の花は素朴で美しい |
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枝ぶりのよいこれらの梅の木の花はまだこれからだ |
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剪定されそこなった枯れたアジサイの花が美しい
もののあわれなのか、あれば見入ってしまう |
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以前あったすべり台が撤去され、新しい遊具が設置され使用開始を待っている
林の中に花が咲いたようである |
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春を待つ産毛に覆われた花芽が健気でいい |
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菜の花も咲き出している |
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古民家園では一足早くひな人形を飾り始めた |
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吊るしびなも賑やかだ |
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おまけの猫
ここが暖かいのかな
ほんとうの 春待ちわびて 息かける
時を知る 花たち目覚め 立春過ぎ |
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