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一日置いて今日も桜だ。これで締めくくりの桜となる。毎年同じような写真ばかりだが、毎年同じではないのが写真の面白いところ。桜の変容、天候の具合、時間帯、自分自身の体調などにより見え方撮り方に違いが出てくるものだ。それを自分だけが楽しめばよい。
よく買い物に来るスーパーがあり、義母が亡くなるまで入所していた施設も近くにある神社だ。その名も「桜森稲荷神社」。今日は枝の先まで花が開いた満々開の状態だ。八分咲きを満開とし、さらに最初に咲いていた花が散り始めるとともにすべてのつぼみが開き、枝を覆い隠すがごとく花の塊になるような状況を私は「満々開」と呼ぶ。午前中はかろうじて青空ものぞかせ、最後の桜の見せ場を作ってくれたことに感謝する。
考えてみれば、日本にはいたるところに「桜」の名の付く地名や駅名や名所がある。我が街も先日の「桜ヶ丘駅」があり、近くには「千本桜」地区がある。「さくらの散歩道」という横浜水道の暗渠の上を散歩道にした地域もある。そしてこの「桜森稲荷神社」だ。桜を愛してやまない日本人のDNAは、いまや世界の人々にも伝わり、人類のDNAに「桜愛」が刻まれているようだ。静かな桜の名所がインバウンドでごった返すのは勘弁してほしいが、日本発祥の桜を愛する人々の気持ちがグローバルになったのは、ちと誇りに思ってもいいのかもしれない。それでも桜は日本人だけのものであってほしいと思うのも本音だが。(SONY
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午前中、桜森神社の桜が満々開だ
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本殿の屋根にからませて
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桜の老木が拝殿を見守る
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稲荷神社の神の使いのお狐様は桜を背景ににこやかに?
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すでにかなりの花びらが散っていた
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さて、午後はいつもの公園に行ってみた
このときはまだ青空もあった
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水車小屋の近くにも桜がいい感じでアクセントに
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桜が点在してこの時期に華やかさを演出している
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日陰にはシャガがようやく花を広げ始めていた
「私のことも見てね」と言っているようだ
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もう少し池の水面が穏やかであれば鏡面で見られたのに
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水路の近く
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近くの釣り堀の敷地に植えられた桜も満々開だ
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最後はチューリップと桜のツーショットが見られる場所で
このときすでに雨が降り出していた
咲き誇る 桜訪ねて もう一枚
ボタン押す デジタルの花 永遠に
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