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桜もついに姿を消した。ごく最近まで枝に花を残している木もあったが、この数日の雨と風で跡形もなく、桜は去っていったのだった。名残惜しいのと、追いかけまわして疲れたのと両方である。しばらく写真から離れていた。
それでも季節は次から次へと変わってきている。ちょっとぶりに?コンデジを持ってご近所散歩である。桜はすっかり青々とした葉桜となり、ハナミズキがそこかしこのお宅に見られる。ドウダンツツジの可憐な白い花も咲き出した。花好きの古くからの家にはモッコウバラがきれいにアレンジされて咲いている。
そして、例年この時期にはタケノコを貰う。義姉の勤める施設の竹林で採れるタケノコのお裾分けである。今シーズンは出来が悪く収穫が少ないようだ。どうも今回は不作の裏年なのかもしれない。貴重なタケノコを今年も大切にいただいている。(PowerShot
G7X2,SONY a7RM3)
世の中相変わらずトランプ関税であたふたしている。日本の経済の専門家でもない経済再生担当大臣が明日にもアメリカと交渉しようとしている。結末は円高ドル安を誘導する対応で決着しそうだ。
アメリカのバカでかく燃費の悪い車が日本の狭い道路と家に合うわけもなく、アメリカの自動車会社も日本にアメ車をもう売ろうとはしていない。完全にトランプの言いがかりなのだ。だから車ではなく為替になるだろうとの予測だ。
そして、トランプ関税による経済打撃対策を日本では、給付、減税、商品券などで日本国民(有権者)を抱き込もうとそれぞれの党が夏の参議院選挙に合せて、好き勝手なことを主張している。自民党は給付か商品券で一時的なバラマキで、野党は減税が多い。相変わらず将来を見据えない不毛な内容だ。バラマキで3万円とすれば、人口を少なく見て1億2千万人として3兆6千億円、事務費1%360億円が少なくてもかかる。たった1回のバラマキでこれだけかかる。
2025年度の国の予算を調べると、上下水道整備関係の地方への補助金予算は1400億円弱である。現在、インフラが老朽化し、地方自治体の水道事業も下水道事業も現在の方式では破綻するのが目に見えている。4兆円近いバラマキ経費を生み出せるのなら、これらインフラ修復整備に数年に渡り、確実に充てていくのが当然だろう。国民はこうした政策なら、すぐに消えてなくなるか、貯金してしまう死んだカネより、生きたインフラ投資に賛成するのではないだろうか。それを説得するのが、政治家の役割であって、次の選挙のことしか頭にない「政治屋」には不可能な芸当なのかもしれない。こんな「議員先生」にほとほと飽き飽きしているのだ。与党にしろ、野党にしろ。
真の経済対策は、やはり教育であり、日本発の先進的な技術力と発想力による製品やサービスを生み出す人材育成に他ならない。急がば回れである。 |
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近くの保育園の庭にハナミズキが咲いていた
向こう側にはソメイヨシノが葉桜になっている
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ハナミズキの花はこれからの明るい季節に咲くのだが、なぜか不安気なのがいい
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モッコウバラもあるときに流行した花だ
この花が咲く家は高齢者が多い
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よく手入れされ刈り込まれたベニアカネモチの生垣
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ドウダンツツジの花がほんとに満天星(中国名)のようだ
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昨日届いたタケノコをさっそく煮物にしていただいた
山椒の葉は妻の実家にあるもの
桜のち いろいろに咲き 春愛でる
たけのこに 山椒落とし 鼻で春
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