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2日間の追熟も終わり、梅を塩漬けにすることになる。今回はいつもの20%から18%の塩分とした。梅7キロに対し、粗塩約1.3キロである。後から投入するモミシソの塩分も勘案することにして、少し減らした。それでも充分にしょっぱい昔ながらの梅干しとなる。
いつものように妻との共同作業になる。梅のヘタ取りは数が多いと大仕事になるので、いつも手伝ってもらってる。というか、妻にはメインで作業してもらってる(笑)。ヘタには雑菌があると言われ、カビの原因にもなりヘタは取り除く。
そして、今回は漬け樽にヘタを取った梅を2層ずつ重ね、粗塩を振りかけ、最後の上の部分にはかなり白くなるほど多めに塩を盛る。時間の経過とともに下に塩が降りていくので、上は多めがよい。
途中の作業も霧吹きで35度の焼酎を吹きかけながら漬けていくが、最後にドバドバと100mlほど焼酎を容器に回し掛けていく。これでカビ対策はばっちりだ。
ちなみに写真ではよくわからないが、作業用に漬け樽以外に2個の樽を使用している。ひとつは梅を水洗いするためのもの。もうひとつは洗い樽から取り出し、ヘタを取って開けておく樽である。合計3個の樽があると作業がスムーズにできる。
ここに書いてあることは自分用の備忘録である。単純な作業で毎年やっているが何かを忘れるのが常である。読み返して失敗なく作業するためのものなので、ご容赦願いたい。
さてこれから2ヶ月ほどこの梅たちとの長い付き合いが続く。ベストな梅干し作りができるよう、毎年記録していくのもやめない。梅雨が明けたような猛暑、酷暑の連日だが、しっかりエアコンと水分補給で長い夏を乗り切りたいものだ。(PowerShot
G7X2,SONY a7RM3) |
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7キログラムの梅に18%約1.3キログラムの粗塩を使う
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塩漬けする前の追熟が終わった梅たち
甘い香りのピークを過ぎ、青い梅がなくなると頃合いだ
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流水でざっと洗う
多少水分が表面に付き、塩が馴染みやすくなる効果もありそうだ
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ヘタ取り作業が今日のメインだ
今回は7キロ約200個分
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今回は重石は梅の半分の3.5キログラム
もっと軽くてもいいかもしれないが、ちょうどいいのがこれしかない
水が上がってきたら、水を入れたペットボトルを1,2本で重石する
重石が軽いと梅が柔らかくなるようだ
空梅雨の 日差し遠目に 梅漬ける
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