2日間の天日干しが無事に終わり、今年の梅干し作り、梅仕事もいよいよ最終日を迎えた。毎年ここまでたどり着くと、ようやくひと安心する。あとは1年から2年じっくり熟成させるだけだ。体感としては、2年ほど経った梅干しが最も美味しいのではないかと思う。
今年は雹害の影響で梅がやや傷んでおり、また、3Lサイズを購入したものの、実際にはかなり大きさにばらつきがあったのが残念だった。
ただ、この夏の猛暑・酷暑は梅干しにはむしろ好都合だったのかもしれない。わずか2日間で、梅肉が十分に柔らかさを増したように感じられる。
何しろ梅干し作りはシンプルなだけに、ちょっとした梅の質、塩加減、天候の巡り合わせで、仕上がりがまるで別物になってしまう。その微妙な違いがまた面白く、次はもっとよい梅干しを、と毎年挑戦を重ねたくなるのだ。今年も梅で楽しませてくれてありがとう。(SONY a7RM3)
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