2025年10月30日

秋・色づき始めて

 もう10月も終わろうとしている。ようやく夏の名残は消えたようだ。それでも50年前と比べれば、気温は相当高くなっている。ちょっと調べてみた。
 気象庁の横浜地方気象台のデータでは、1975年10月の最高気温が25度以上となった日は2日間のみだった。それが今年10月は8日間だ。しかも、10月6日には30.1度を記録している。他の地域も同じような傾向だろう。ちなみに今日の横浜は最高気温19.0度であった。
 久しぶりに青空が広がった日だったので、地元のいつもの公園に様子を見に行った。カエデの紅葉の見頃はこちらでは12月になるが、他の植物の葉の中には少し色づき始めているものがあった。まだまだ秋の深まりはこれからのようである。(SONY a7RM3)

 さて、いよいよ動き出した。
 高市早苗さんが総理大臣となって、来日したトランプ米大統領と初顔合わせをし、何とかうまく外交デビューした。韓国の李在明大統領との会談もそつなくこなしたようだ。明日は習近平が待っている。
 発足直後の内閣支持率も第2次安倍内閣以来含めて最高となった。読売71%、朝日68%、共同64.4%、日経74%、毎日65%、産経75.4%だった。産経新聞のデータでは、18-29歳が89.1%、30代から50代も約8割になったという。若年層と現役世代に高い支持があるということだ。自民党としての支持率はあまり変化はないが、高市内閣への期待が大きいのだろう。
 リタイア世代の我々はこの状況をとても危惧している。安倍時代の復活であり、経済・物価対策は普通だが、やはり本命は憲法改正、軍事力強化がメインとなろうか。
 また、小野田紀美大臣は「排外主義に陥ってはならない」としながらも「一部の外国人による犯罪や迷惑行為、制度の不適切な利用で、国民が不安や不公平を感じる状況も生じている」として、制度の見直しを進め、結局は排外的な内容を強化することになりそうだ。
 そして、社会保障制度改革として、さらなる現役世代の負担を減らすための高齢者負担増などが予想される。
 これらは、若い世代が現状に抱く不安・不満をうまく利用して、自民党の支持率をも高めようとするものだ。我々リタイア世代は、若いころは左派的志向が強かったが、現在は真逆の右派中心である。このまま10年もすれば確実に戦争への一歩を踏み出してしまうだろう。それを最も恐れている。 


何の木かわからぬがいち早く紅葉していた


名残のコスモスにセセリチョウが来ていた


ちょっと淡い感じにしてみた


赤とんぼはこのロープによくとまっている


こういう木肌が気になる


ホウジャクがアメジストセージの蜜を吸いに来た


なんとかアップで捉えた


ノウゼンカズラだろうか、一部紅葉し始めていた


ジョロウグモの巣の糸にかかった


元々赤系のカエデが紅葉が始まった


一般のイロハモミジはまだまだ青い


神社では七五三の準備も万端のようだ


緑のトンネルが懐かしさを覚える


ニホンスイセンの葉が伸び出している


向こう側はお寺の塀だ


おまけの猫「何だか今日は眠いのだ」

秋進み 色づき始め 森景色
高市の 本音知らずや 支持高し