2025年11月20日

紅葉中ごろ

 なかなかタイミングが合わない。家事や義兄のサポート、天気、自分の体調などが合わず、撮影に出かけられる日はかなり少なくなっている。そして撮影場所も安全性を考えてほぼ同じところばかりだ。飽きてはいるが、それでも現場に行けばやはり撮影したくなるものだ。
 同じようでも同じではない。今日撮った写真は今日しか撮れない。自分の人生も同じで、今日の自分は今日しか存在しない。今日というタイミングは、「それぞれの今日」で自己肯定するのがいい。明日の「今日」もまた精一杯楽しんでいきたいものだ。
 さて、地元のいつもの公園では紅葉がそれなりに進んでいるようだ。モミジ類の多くは、赤い葉と緑の葉が混在している。まだ青い(緑の)ままのモミジもかなりある。しかし、森は晩秋から確実に冬になりつつあり、この先2週間程度で全山紅葉となるかもしれない。もう1,2回は紅葉を愛でておきたい。(SONY a7RM3)

 高市首相のことをやはり触れておきたい。11月7日の予算員会での立憲民主党岡田委員とのやりとりの全文を見た。(※「伊賀治デマ撲滅ファクトチェック集」参照)岡田さんの執拗な追及に、つい高市さんも乗せられて「存立危機事態」の具体的なケースを台湾有事に絡めて「戦艦を使って武力の行使を伴うものであれば、どう考えても『存立危機事態』になり得るケースだ」と生中継の「国会」で述べてしまったことが大きい。
 中国の薛剣駐大阪総領事が「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟が出来ているのか。」とXで発信したが、朝日新聞デジタル速報席のタイトルで「高市首相、台湾有事『存立危機事態になりうる』 認定なら武力行使も」とのXをそのまま引用している。
 朝日新聞は後にネット記事のタイトルを「認定なら武力行使も」を「武力攻撃の発生時」と修正している。言葉の使い方は怖い。意味合いとしては主語が日本と中国とで逆になっている。正確に言うなら、(修正前)「日本が存立危機事態と認定するならば日本による武力行使もありうる」と(修正後)「中国の武力行使(武力攻撃)が発生した場合には日本による武力行使もありうる」となり、まるで違う意味だろう。マスコミが信頼されなくなるわけだ。
 そして、日本政府は薛剣駐大阪総領事が投稿を削除したにもかかわらず、駐日大使を呼んで抗議した。日本側としてのメンツもあるだろうが、ここからもっとメンツを気にする中国本国からの猛攻撃が開始されてしまったのだ。当分、日本と中国との関係はギクシャクしたまま数年が過ぎるのだろう。
 貿易や観光も中国が大きなウエイトを占める経済状況では日本へのダメージが大きいが、リスク分散で中国以外の国との関係をもっと深めていくしかない。一国会議員ではなく日本の総理大臣となった以上、高市さんの心身ともに健康と言動を心配するばかりだ。そして、口は災いの元であることを肝に銘じてほしい。高市さんの言動で死活問題となる日本人がどれだけいるか、国民の生命・財産をあなたが握っていると自覚してほしいものだ。
  


まだ完全に紅葉していないモミジ


ここも同じ、でもこれもいい


近づいてみるとかなり葉が傷んでいる
猛暑の夏の影響だろう


ここはまだまだ青い
木によって紅葉の進み具合はかなり異なるものだ


ここでは鳥たちのエサになるイイギリの実が赤くなり始めた


トウカエデはかなり紅葉している


ケヤキの紅葉がかなり目立つ


剪定された神社のイチョウの木は日の当たる東西で黄葉の進行が違う


かなり紅葉しているのもある


クヌギの実と落ち葉がいっぱい


チャノキの花が咲いている


2枚の写真を合成して超広角風にしてみた


川にはアオサギとチュウサギ、カルガモが来ている
飛ぶサギを追っていたらブレてしまった


桜の葉はほとんどもっと早く散ったが、この時期に散るのが美しい


おまけの猫
紅葉するモミジと笹の葉をバックに「あったかいにゃぁ」

もみじ狩り カメラ片手に ゆっくりと
早苗さん 口からすべり 転びたり