こうした瓦の入った築地塀を多く見かける。奈良時代以降、鎌倉時代になるまで戦乱の世はたびたび続き、奈良時代の建物はかなり破壊されてきた。そんな戦乱の残骸である瓦の破片を塀にはめ込み、強度を高めたのだろう。この後も築地塀がよく出てくる。
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