学生時代の友人のK氏は、十数年前から高知県の山村で暮らしていることは知っていたが、こちらから毎年送る年賀状の返事が、数回しかなく、それもいつも季節はずれで、4年前に子どもの小学校入学時の家族写真付はがきを送ってきたのが最後だった。そんな現世とは違う生き方をする傾向はもともとあったものの、現在のK氏にとても会いたいと思っていた。
 今年になって、最近インターネットを始めたというK氏からメールが届いた。そして、メールなどでやり取りがある中で、K氏の家を私と妻とで夏にでも訪ねようということになったのだ。
 
 ほんの数時間だけの訪問だったが、私にはとても意義深いものだった。人が自然の中で自然に暮らしていくことの厳しさや楽しさ、ありがたさなどをわずかながらも垣間見ることができたのだった。そんなK氏をご紹介させていただこうと思う。

 このページの掲載にあたっては、K氏やご家族のご協力やご理解をいただき感謝いたしております。
                                      
2004年7月15日記
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