| トランプ、米大統領返り咲き |
2024/11/06（水）
再び悪夢の４年間が始まることが決定した。日本時間で６日午後４時半ごろから、トランプ氏は大統領選挙勝利宣言を開始した。アメリカ国民は再び、アメリカ・ファーストを掲げるこの男を選んでしまった。女性で黒人の初の大統領誕生は露と消えてしまった。長い暗黒の時代が始まるのだろうか。
まず、ウクライナへの支援がなくなり、ロシアに占領されることになる。イスラエルのガザ地区やその他への攻撃は止まず、イランとの本格的な戦争も始まる。中国への関税強化など締め付けが強くなり、台湾進攻の懸念も高まる。韓国の駐留アメリカ軍撤退話の再燃化、あるいは駐留経費の増額要求が高まる。駐留経費増額は日本に対しても同様だろう。日本への関税強化やアメリカ製品の関税引き下げ要求が強くなる。アジアでの防衛政策は日本が主体的にやれとの要求により、アメリカの核を含む軍事製品をもっと買って装備しろということになるだろう。
トランプ氏が最初に大統領になってから、世界は「自国第一主義」が蔓延しつつあり、極右化傾向にある。有用でない移民は排除するという考えはすでに欧米で広まっている。これが過激化していくことが予想され、荒れた社会が日常化する。分断された社会は、映画「シビル・ウォーアメリカ最後の日」のような内戦が現実化するのか。それぞれの国で、主張が対立した場合には議論ではなく、暴力が優先される社会など恐ろしすぎる。
挙句の果てに、各国間の対立が増し、核のボタンが押される日まで想像してしまう。なぜ、こうなってしまったのか、ここまで世界は放置してしまったのか、と後悔する日を迎えたくないものだ。 |
勝利宣言したトランプ氏
NHK放送画像より
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過半数を超え、当選確実を伝えたABCテレビのWEB画像
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