2011年07月10日

カイツブリの親子2

 梅雨明けの夏空の下、いつもの大和市の泉の森に行ってきました。このところの暑さと足の具合もあり、出不精になっています。午前中のほんの少しの時間、シャッターを切りました。気になっていたカイツブリの親子のその後を見たかったのです。
 池をしばらく眺めていると、現れました。前回に比べるとヒナがかなり大きくなっているのがわかります。親鳥はヒナにすでにエサを取るための潜水を教えているようです。長時間潜ってのエサ取りはかなり高度な技術を要するものと思います。この池では、両親とヒナが2羽いるのですが、各親が1羽のヒナと1対1で技術を伝承しているようです。
 ひとり立ちするにはまだ時間を要するのかもしれませんが、しばらくは楽しい光景が楽しめそうです。(EOS 7D)

片方の親に従って、2羽のうち1羽のヒナが付いていきます
大きくなったでしょう

古老のようなアオサギがカイツブリの親子を見守っている感じだ

葦の繁るエサ場に近づいた

と、次の瞬間、親鳥は水中に消えて見えなくなった

その後、ヒナも潜ったのですが、すぐに水面に出てきてしまいました
親はまだ潜水中
仕方ないので、ぶらぶらすることにします

羽ばたいてみたり・・・

体をひねってみたり・・・
「お母(父)ちゃんは、まだかなぁ?」

じっとしていたアオサギがようやくエサを探しに、反対側の葦叢に向かいます

もぐっていた親鳥が大きなエサを咥えてやってきました
するとほかの親とヒナ2羽も集まり、エサを狙います
エサを取った親鳥は、これは自分のものだ、と逃げます
親子でも厳しい世界ですね

公園の陸上では人間の親子が暑さにだれています

平凡で平和な夏のひとときが過ぎていきます