亀島のうち耳鼻(にび)という地区だったろうか、山側にここにも寺があり、階段を上ってみると眼下が見渡せる。弓なりに反った道の両側に舟屋、母屋、蔵が密集しているのがよくわかる。昭和の初期に火災があり、ほとんどの家が燃え、藁葺から瓦葺に変わっていった。
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